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エド・デ・ワールト指揮サンディエゴ交響楽団 演奏会

2021-09-21 12:45:19 | 音楽夜話(クラシック)

9月20日
12:00-14:00 20.00-22.00 KPBS


ベートーヴェン:大フーガ 変ロ長調 op.133(弦楽合奏版)約19分
J.アダムズ:ヴァイオリン協奏曲 約30分
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67 

リーラ・ジョセフォウィッツ(ヴァイオリン・1977カナダ)
エド・デ・ワールト指揮サンディエゴ交響楽団(アメリカ・カリフォルニア)
2020年1月17,18日 サンディエゴ、コプレー・シンフォニー・ホール




この曲はハイドンでもモーツァルトでもなく、ベートーヴェンだなという感じの曲。
もとは弦楽四重奏であるものの、ある時、弦楽合奏版に編曲され、オーケストラ・
レパートリーとして時々ステージにかかる。
やはり一聴してとっつきいい作品でなく、良さがわかるまでには時間かかりそう。
リピート必要かな。


J.アダムズ(1947アメリカ):ヴァイオリン協奏曲(1993)
頭っから旋律が現代音楽の様で、ハーモニーも独特。
93年の作だからその意味では、現代音楽なのかもしれない。
フリージャズを聴くような感じでもなし、ソロVnを立てて
オケを聴くにも複雑すぎるし、面白味を享受するのは時間が
かかるかも。たしかに刺激的ではあるのだけれど。


第1楽章:Quarter Note = 78
第2楽章:Chaconne (Body Through Which the Dream Flows)
第3楽章:Toccare


ソリストのカデンツァも難しそうだけれど、汗一つかかずに弾いてそう。
リーラ・ジョセフォウィッツは2016年にこの曲のアルバムをオケと指揮者は
違うけれど出している。この曲の意味するところを感じ取るには、多分、
リピート必要かも。


使用楽器は、1739年製のグァルネリウス・デル・ジェズー・「エーベルゾルト」。


前半の緊張を解かれて、後半は5番。ある意味知ってる曲なので、安心感はある。
前2曲は結構緊張した。


モダンオケのベートーヴェン。ワールドは定番の演奏なのかもしれないけど、
前2曲のテンションなら、この程度のアプローチの方が、聴衆はありがたいかも。
エド・デ・ワールドは、この年のこの楽団の客演指揮者。



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