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NHK-FM  ベストオブクラシック 東アジアのオーケストラ(2)KBS交響楽団(2) ドヴォルザーク・ブラームス

2023-06-14 08:38:15 | 音楽夜話(クラシック)
NHK-FM  ベストオブクラシック 東アジアのオーケストラ(2)KBS交響楽団(2)


ドボルザーク: 序曲「謝肉祭」 作品92(8分50秒)
ブラームス : バイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102(33分36秒)
ソリスト・アンコール:グリエール:バイオリンとチェロのための8つの小品 作品39 から 子守歌(2分43秒)
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98(39分49秒)
オーケストラ・アンコール:ブラームス:ハンガリー舞曲第1番(2分49秒)


キム・スーヤン(バイオリン) イギリスの女性ヴァイオリニスト。1987年、
キム・ボムジュン(チェロ)

KBS交響楽団(管弦楽) 、 クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
2022年4月27日 ソウル芸術センター・コンサートホール


KBS交響楽団(韓国放送公社所属 1956~)
現在は、ピエタり・インキネンが首席指揮者。


ドヴォルザークの序曲の掴みはOK。大きく作って鳴らしこんでいる。


2曲目のブラームスは難曲で、多分1・2度しか聴いたことがない。
2本の独奏楽器が鳴らしこむ。ソリストも好演、オケも善戦している感じ。
緩徐楽章の歌い方は琴線に触れた。


後半の4番。エッシェンバッハは時折アクセント付けたりテンポを動かしたりする
様なところがあったけれど、許容範囲かな。終楽章の終わりの部分で、テンポを
落として見栄を切るようなところはあったけれどそれは演出か。巨匠風な表現か。


韓国ではお約束なのか、大体アンコールに答えている。事前練習アリのアンコール
曲なのかもしれないけれど、今回は力強いハンガリー舞曲の1番だった。


エッシェンバッハは、シューマンの2番とかブルックナーあたりに面白いのが
あったように思う。ピアニストとしても現役時には話題になったこともあった。
(1)のヨエル・レヴィ(指揮)の時と音の出方作品のつくり方がちがうので、
艶系のアンサンブルを聴かせていた感があったけれど、エッシェンバッハは
少しざらついた感じがした。これは好みの問題かな。正解はない。同じオケでも
出てくる音が違う。指揮者の妙味。




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