▽スクロヴァチェフスキのブルックナー8番
檀ふみ
【解説】池辺晋一郎
「交響曲第8番 ハ短調」 ブルックナー作曲
(1時間21分00秒)
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
~NHKホールで収録~
(2006年5月12日)
///////////////////////////////////////////////////
スクロヴァチェフスキ・・・。
アルテ・ノヴァレーベルで、ザール・ブリュッケン放送響を指揮して
全集を作った。同時期に若杉 弘氏も録音していたが、全集域まで
録音はならず。単発で出ていた。
この全集は話題になり、ブルッルクナー指揮者として頭角を現した。
決してスター指揮者という感じではなかったが、職人的な色彩もあり
ブルックナーに関しては、自己版というスコアも手持ちであったようだ。
私は東京文化会館での夏の大阪フィル朝比奈 隆氏指揮の8番で半ば
洗脳されてしまい、お気に入りの1曲になってしまった。
曲が長いので、こと細やかに流れを覚えているわけではなく、
なおかつ、何度も聴きなおせるわけでもないので、一気に聴いてしまう
ことがほとんどで、それからずいぶん経ってから次があるというような1曲。
それが、スクロヴァ氏で来た。
N響のアンサンブルはスクロヴァ氏の指示にしたがっているようで、
スクロヴァ氏のブルックナーが立ち上がっていく。ごつごつとした
塊のような音塊が立ち上がっては消えていく。美しいフレーズも
神に向かって捧げられているようなイメージ。81分のドラマがある。
次に出会えるのはいつか・・・。
終楽章のギザギザした感覚が忘れられない。
檀ふみ
【解説】池辺晋一郎
「交響曲第8番 ハ短調」 ブルックナー作曲
(1時間21分00秒)
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
~NHKホールで収録~
(2006年5月12日)
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スクロヴァチェフスキ・・・。
アルテ・ノヴァレーベルで、ザール・ブリュッケン放送響を指揮して
全集を作った。同時期に若杉 弘氏も録音していたが、全集域まで
録音はならず。単発で出ていた。
この全集は話題になり、ブルッルクナー指揮者として頭角を現した。
決してスター指揮者という感じではなかったが、職人的な色彩もあり
ブルックナーに関しては、自己版というスコアも手持ちであったようだ。
私は東京文化会館での夏の大阪フィル朝比奈 隆氏指揮の8番で半ば
洗脳されてしまい、お気に入りの1曲になってしまった。
曲が長いので、こと細やかに流れを覚えているわけではなく、
なおかつ、何度も聴きなおせるわけでもないので、一気に聴いてしまう
ことがほとんどで、それからずいぶん経ってから次があるというような1曲。
それが、スクロヴァ氏で来た。
N響のアンサンブルはスクロヴァ氏の指示にしたがっているようで、
スクロヴァ氏のブルックナーが立ち上がっていく。ごつごつとした
塊のような音塊が立ち上がっては消えていく。美しいフレーズも
神に向かって捧げられているようなイメージ。81分のドラマがある。
次に出会えるのはいつか・・・。
終楽章のギザギザした感覚が忘れられない。