すっきりしないお天気ですね。
そしてちょっと寒いです。
洗濯物、乾きそうにないな・・・。
さてさて昨日はおでかけしてきました。
コロナが席巻してる中、
非常に迷ったのですが
昨日を逃すともう行けないだろうなぁ、と思い
行ってきました。
どこに？
映画です。
すっごくひさびさに見にいきました。
どうしてもどうしても見たくて。
「エイブのキッチンストーリー」という映画です。
12月中旬で公開終了。
しかも水曜は映画が安くなる曜日らしいので
人が多いといやだな、と思い
急きょ昨日の火曜に行ってきました。
この映画がですねー。やってる劇場が少ないんですよ。
でどこに行こうか悩んだ結果、
新宿に行くことにしました。
映画館は駅から徒歩0分のところ。
新宿駅の東口あたりにあります。
なので30分もあれば余裕かな、なんて思ってました。
・・・がっ！
そこは私。
西口に到着してしまいました。
あ、でも駅の反対側なんで反対側に行けばいいのか、と思い
歩けど歩けどなんか違う。
どうも都庁方面に向かってたらしく・・・。
時間はどんどん過ぎてしだいにあせります。
ビルの中を突っ切って反対側にでようとしたのですが行き止まり。
おそるべし、新宿。
よくよく考えたら東京駅はおろか、
天神やら博多駅すらもクリアしてない私に
新宿がクリアできるはずがないんですよね。←今気づいた
ちなみにこの日は映画だけ見てとっとと帰るつもりだったので
お昼ご飯もティータイムも組み込んでいませんでした。
なので時間に余裕がなかったんですよねー。
で、結果たどりつくまで30分かかりました。
そう、30分しか余裕時間がなく
30分かかって到着した・・・ということは
遅刻しちゃったんですよね。
初めてです、映画の遅刻。
しかも到着して発券するのですが
自動発券機の読み取りがうまくできず、ここでもまた時間のロス。
早歩きで息切れしながらなんとか席に到着。
幸いまだ映画の本編は始まってなく、いろんな映画の予告をやってたところでした。
早歩きして暑いし、ノドも乾いたけど
お茶すら買う時間なくって。
ぐったりしながら座りました。
映画の予告、かなり長かったです。
なんとか本編が始まるまでに呼吸を整えることができてよかったです。
さて「エイブのキッチンストーリー」の上映です。
内容は
＊ブルックリン生まれのエイブは、イスラエル系の母とパレスチナ系の父を持つ。
文化や宗教の違いから対立する家族に悩まされるなか、
料理を作ることが唯一の心の拠りどころだった。
誰からも理解されないと感じていたある日、
世界各地の味を掛け合わせて「フュージョン料理」を作るブラジル人シェフのチコと出会う。
フュージョン料理を自身の複雑な背景と重ね合わせたエイブは、自分にしか作れない料理で家族を一つにしようと決意する。
果たしてエイブは、家族の絆を取り戻すことができるのかー？＊（＠公式サイト）
というかなり社会的な問題をはらんだテーマを
軽快にかつじんわりと投げかける作品でした。
「ぼくの名前はエイブ。
アブラハムと呼ばれたりイブラヒムと呼ばれたりイビーと呼ばれたりする。
でもぼくはエイブと呼ばれるのが好きだ。」
「友だちはたくさんいるよ。
インターネット上にね。」
名前ひとつにしてもいろんな呼ばれかたのあるエイブ。
母方がイスラエル系（ユダヤ）の家庭。
父方がパレスチナ系（ムスリム）の家庭。
どうやってお父さんとお母さん、知り合ったんだろう？？？
エイブは12歳。来年成人式をむかえます。（13歳で大人になるんですねー）
母方と父方は歴史も文化も信じる神もまったく異なります。
お互いを受け容れられない祖父母。
みんなでそろって会食をしますが諍いばかり。
なんとかみんなの仲をとりもとうと
得意の料理でもてなそうとするエイブ。
もうね。ツッコミいれたくていれたくて。
みんな、いい大人なんだからもうちょっと自分を前面に押し出さず、
子どものことをちゃんと見ようよ～！！
複雑な家庭の中で育ったエイブ。
夏休み、サマーキャンプに行かされます。
でもそのサマーキャンプの料理教室は子どもだましのものばかり。
そこでサマーキャンプを抜け出し、
ネットで見つけたチコという人物のお店へ行くことに。
そのチコはフュージョン料理を得意としてました。
そこで修業をしたく思ったエイブは自分の作った料理をチコへ差し出します。
これはfusion（調和）でなくconfusion（混乱）だな、と言われてしまうエイブ。
サマーキャンプを抜け出し、
毎日毎日チコのもとへ通います。
そしてそのことがとうとうバレてしまいます。
そのことが原因で父と母まで険悪状態。
しばらくbreakすることにした、とお母さん。
なんとか仲直りしてほしいと思うエイブ。
その後感謝祭の料理を作り、
再び父母と父母の家族をもてなすことに。
ところが料理を失敗してしまいます。
またしても諍いが始まります。
ボクが悪いんだ！
ボクの料理が失敗したからだ！
と自分を責めるエイブ。
とうとう家を飛び出してしまいます。
（しかも飛び出したことに気づかず言い争いを続ける家族）
エイブがいなくなって
初めてことの重大さに気づいた家族。
大慌てでさがしますが見つかりません。
叔父さんが手がかりになるエイブのインスタを見つけます。
（この映画、頻繁にインスタが登場します。時代ですねー。）
そしてエイブを探し出し、
本当に大切なことに気づいた、という内容です。
↑長い！
説明がかなり長くなっちゃいましたが、
時間的にはあっという間でした。
カラフルな料理にくぎづけ。
チコ、とってもいい味出してたので
もっと見たかったなー。
とにかくエイブくんがめちゃめちゃかわいくって。
料理といい、エイブくんといい目の保養になります。(笑)
「ことばは人に属し、
人はことばに属す」という母方のおじいさんのことばに重みがありました。
ことばが人を分断してるのか・・・。
もし世界中の人々が同じことばを話していたならば
人々の心を分かつことはなかったのでしょうか？
あっという間の85分間でした。
おもしろくてかつ考えさせられる映画でした。
深刻なテーマなのに深刻になりすぎないのがいいですね。
ラテンっぽい感じがよかったのかな？
音楽とか色合いとかのおかげで
ともすれば暗いものになりがちなテーマが軽快なものになったような気がします。
そういえば味の紹介をするときに
うま味だけが「umami」と日本語でした。
うま味は日本独自の味なんでしょうかねー。
スポンサーに「味の素」の名前がありました。
これのせい？(笑)
ちなみに映画館はちっちゃめでした。
観客はたぶん10人前後。
ほとんどの人が一人でこられてました。
なのでバッチリ、ソーシャルディスタンス。
映画が終わったあとはそそくさと来た道を戻って帰りました。
たぶん、もっと近い道あるんだろうけど
迷いたくなかったので素直に来た道を戻りました。
人通りは多く、みなさん早歩き。
私も人の流れに流されつつ早歩きで・・・と
私なりに早めに歩いてたのですが
やっぱり遅いんでしょうね。
ピンポイントで「カットモデル、されませんか？」とつかまります・・・。
街を歩くとやたらとカットモデルのキャッチに合うのですが
よっぽど私の髪型がひどいのか、歩くのが遅いのか・・・。（遠い目）
とまぁ、そんな昨日の休日でした。
新宿も楽しそうなところ、いろいろありそうなので
探検してみたいのですが
いかんせん不要不急の外出は控えないといけない時期なのでね。
またの機会に。
それにしても東京の交通網ってすごいなー、と改めて感心。
行きたいところにすぐに行けるってほんっと便利。
（※あくまで迷わなければ、の話）
さて画像はいただきもののチューリップローズ。
とってもかわいくっておいしい♪♪♪
私はマンゴーをいただきました♪
ラングドシャのやさしい味にマンゴーのほのかな酸味がアクセント。
おいしかった～♪♪♪
かわいらしくって食べるのがとってももったいなかったです。
ごちそうさまでした♪
では本日も一日がんばりましょう！
よい一日を♪
余談 今日の「おちょやん」、「ガラスの仮面」を思い出したのは私だけ？(笑)
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