「森友学園問題」の焦点は、「税金搾取システム」の破壊である!!
「森友学園問題」は、悪習の「税金搾取システム」の破壊であるはずであるが、いつの間にか「迷路」のようになってしまいいつ終わるともわからない状況である!!
この間に、安倍晋三は配下を集めて「幕引き」の手法を考えています!!
「森友学園問題」を乗り切っても、
「加計学園問題」、「国際医療福祉大学問題」、「もったいな学園問題」、「AO義塾問題」、「吉備国際大学問題」は、逃げ切れないかも・・・・。
・都議選後に内閣改造を行うか?
・それとも解散総選挙で、手品を使うか?
・病気引退か?
・最悪は、「大地震」か?
いずれにしても、ぎりぎりまで居すわり岸田文雄外相に禅譲するか?
意地でも、麻生太郎には総理の座は「譲」らない!!
朝日より
維新・松井一郎代表が民進党をバッサリ!
「東京改革議員団? 何のこっちゃ分かりませんわ」
「なりふり構わず、議員のバッジがほしいだけ」
「議員のバッジがほしいだけ。何のこっちゃ分かりませんわ」-。
日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は25日、東京都内のホテルで開いた党大会で、東京都議会の民進党系会派の名称から「民進」が消えたことを酷評した。松井氏が矛先を向けたのは、都議会の民進党系2会派が結成した新会派「東京改革議員団」。
松井氏は、民進党を「保身のかたまり」と断じた上で、「東京都議会を見てほしい。名前を捨てるということは旗を降ろすということだ。今までの政策だとか政党の綱領だとか、そんなもんに構っている場合じゃない、と。なりふり構わず、議員のバッジがほしいだけ」と批判を強めた。
さらに「そのような政党が(国政では)第2党。ちゃんちゃらおかしい話だ」と訴えた。
【籠池泰典氏証人喚問】日本維新の会の浅田氏が松井一郎大阪府知事の証人喚問を要求
橋下徹氏「頭の悪い知事」「最低な奴」と元維新の米山隆一新潟県知事をツイッターで罵倒、森友学園問題で応酬
橋下氏は、同学園の理事長退任を表明した籠池泰典氏との関係をめぐる稲田朋美防衛相の答弁に関し「事実確認もせずに国会で無関係と言い切った稲田さんは政治家としてアウト」と指摘。「(民進党代表の)蓮舫さんも二重国籍問題で全く同じことをやった。稲田さんが辞任なら蓮舫さんも辞任」と批判した。
この投稿に米山知事が反応。二重国籍問題と森友学園問題はそもそも別問題だとした上で「それを言うなら、まず『蓮舫さんの二重国籍をさんざん国会の場であげつらった維新の議員も、同じ論調で稲田さんを追及するんですよね?』と言うべき」と、自民党に協調的な立場をとる維新の姿勢に突っ込みを入れた。
これに対し橋下氏は「僕は蓮舫さんの二重国籍問題では辞任する必要はないと言っている。ちゃんと確認しろ」と怒り、「ほんとこんな頭の悪い知事を持って新潟は大丈夫か。こいつは原発バリバリ推進派。選挙前に転向」と、米山知事がかつて原発の再稼働に前向きだったことを指摘し、揶揄(やゆ)した。
米山知事は黙っていられるかとばかりに「民進党にああだこうだという前に、まずはお友だちの維新の皆さんの一貫性についてご助言されたらいかがですかと言っているんです」とさらに反論。一歩も引き下がろうとしない橋下氏は「僕が米山新潟県知事を口汚く罵(ののし)る理由は、彼は僕が公人のときにまあ酷(ひど)く罵ってきた。米山は僕を批判する過程で僕の現住所地をネットで公表した。最低な奴だ」と罵倒した。
米山知事は「公開の登記情報を示す際に、当初住所をマスキングしなかったのは恐縮でしたが、直後にご指摘を受けてマスキングさせて頂いております」とかわした。米山知事は平成25年の参院選に維新の会から出馬し、落選した経緯がある。
証人喚問で新たな籠池リスク、体調不良でポスト安倍の声も
安倍晋三は稲田朋美防衛相に「答弁には気をつけてくれと、何度も言っただろ!」対し、こう語気を荒らげ叱りつけた。
このため、「稲田氏の自主的辞任を促し、野党の追及をかわすバーター戦略もある」(同)として、稲田氏の首を取引材料に幕引きを図るとの観測も一部あった。
だが、政府は野党側が求めていた籠池氏の証人喚問を受け入れることを決めた。
官邸幹部は「首相サイドが金品を渡していないと確認が取れた。事実はなかったと完全に否定できる。刑事罰が適用される証人喚問であれば、領収書や経理の通帳などなければ、籠池氏の虚偽が証明される」と強気に見立てる。
「いくら発言の信憑性が疑われる籠池氏だろうと、新たな爆弾が破裂する可能性もある。困った展開になった」(閣僚経験者)と、籠池氏の証言次第では政権そのものを揺るがしかねない事態に発展するという見方もくすぶる。
また、安倍首相に対して、「疲れから、最近、体調が優れないようだ」(自民党幹部)との声も。
安倍氏の苛立ちは、連日、野党から森友学園疑惑追及を受ける腹いせを稲田氏にぶつける形となった。
稲田氏を続投させた場合、「通常国会閉会後か都議選後に内閣改造を行うのでは」(同)との観測も飛び交う。
今後の展開によっては首相の進退が問われる事態に飛び火する懸念もあり、「健康問題以前に首相は来年の総裁選には出馬せず、麻生太郎財務相が画策する大宏池会構想の神輿に乗る岸田文雄外相に禅譲するのではないか」との声も聞かれ、政局が一気に流動化する可能性も出てきた。
森友学園問題からみえた 安倍首相の“傲慢症候群”
証人喚問でどんな発言が飛び出すのかが注目されるが、一連の疑惑の中で最も国民の関心が高いとされているのは、学園側が国有地を評価額よりも大幅に安く取得した問題だ。「政治家の口利き」があったのかなかったのか、あったとすれば一体誰なのかという問題をまず解明すべきだとの意見も多数聞かれる。
一方で、「口利き」がまったくなかったのだとすれば、国有地を超格安で購入できたのは一体なぜなのかという謎が残る。真っ先に考えられるのは、財務省の役人が安倍首相の意向を「忖度(そんたく)」した可能性だ。
忖度とは、「他者の欲望」を敏感に察知し、先回りして満たすことを指す。これは、人間が社会で生きていくうえで不可欠な能力だ。なぜならば、フランスの精神分析家、ラカンが言っているように「人間の欲望は他者の欲望」であり、われわれは幼い頃から、親や教師などの周囲の大人の欲望を察知し、それを満たすことで環境に適応してきたからだ。
当然、親の欲望を忖度する子供ほど、親の期待に応えようと、勉強、習い事、スポーツなどを頑張る。つまり、勉強のできる「いい子」というのは、だいたい“忖度の達人”といえる。
そんな忖度の達人は、大人になってからも上司の意向を察知するのがうまく、それに沿うようにふるまうため、上司から有能で役に立つ部下とみられることが多い。当然、出世する可能性も高い。
例えば財務省のキャリア官僚には、忖度の達人がそろっていると考えられる。彼らは一様に、認められたいという承認欲求も、自己保身や出世欲も人一倍強いだろうから。
こういう組織では、多かれ少なかれ、上司の意向を忖度して動くことが多い。特に傲慢なトップが長期間君臨している組織では、トップの意向を忖度しなければ生き残れないため、その意向を忖度せざるを得なくなる。
必然的に、傲慢人間の周囲には、忖度の達人、つまり「イネイブラー(支え手)」が集まりやすくなる。
安倍首相が「傲慢症候群(ヒュブリス・シンドローム)」に罹患(りかん)している可能性を示唆し、第24回参議院選挙での勝利によって一層悪化するのではないかと指摘したことがある。
籠池氏やその家族のキャラクターにばかり目が行きがちだが、何よりも問題なのは、安倍首相が自分自身への批判を許さず、自分の意向を忖度してくれる人間ばかり周囲に集めようとしたことではないだろうか。出世願望の強い財務省の官僚がそれに気づいて、お得意の忖度癖を発揮したことが今回の一連の騒動を招いたのだ。
その意味では、安倍首相の傲慢症候群こそ、すべての元凶なのかもしれない。