限りなく続く「人類へのウイルス攻撃」は終わることはない!!
12月からは新たなウイルスが散布される!!
ウイルス攻撃や戦争の影で消えていく子供たちのことも忘れてはならない!!
いよいよ接種開始「レプリコンワクチン」最悪の生物兵器!!
新コロナワクチン「レプリコン」に期待と懸念
「重症化リスクのある人の多くがこのワクチンを接種すれば、新型コロナウイルスは、普通の風邪の原因である既存コロナウイルスと同じく、軽い疾患に変わります」
浜松医療センターの医師・矢野邦夫氏が語る「このワクチン」とは、アメリカのArcturus Therapeutics社が開発し、日本のMeiji Seikaファルマ社が製造・販売するレプリコンのことだ。
10月1日から始まる定期接種で使われる、オミクロン株に対応した5製品では唯一、新たに認可されたワクチンとなる。
「レプリコンとは自己増殖という意味です。」
「mRNAというワクチン成分が体内で自己複製するため、少量の接種で強力な免疫反応を引き起こせる。」
ファイザーやモデルナより効果が長持ちすると想定されています」
遺伝子に影響を及ぼすという不安から反対声明も
だが一方で、ワクチン成分が体内の遺伝子に影響を与えるのではないかという懸念などから、日本看護倫理学会が接種に反対する声明を出すなど、反発する声もある。
昭和大学名誉教授の二木芳人氏が語る。
「新しいタイプのワクチンなので、長期的な副作用の有無は、時間を置かなければわかりません。」
「開発国のアメリカを含め、認可した国は日本のみです。安全性のデータが多少不足するなか、世界に先んじた承認に不安を感じる方もいるでしょう」
定期接種の対象は、高齢者と、60~64歳の重症化リスクが高い人だ。
それ以外の人は、最大7000円の自己負担となる。
接種するかどうか、慎重に見極めて選択したい。
次のパンデミックを引き起こす感染症は…? 高まるリスク、WHOが懸念

すでに「第11波」に突入したとされる新型コロナウイルスは本稿執筆時の7月下旬の時点でとどまるところを知らない勢いで、当院も含め「発熱外来」を実施している医療機関は予約が取りにくい状態が続いています。
現在主流の「KP.3」と呼ばれるオミクロン変異株は、これまでに獲得した免疫はあまり役に立たず、感染力が極めて強い印象があります。
しかし、それでも全体としてみれば新型コロナが軽症化してきているのは間違いなく、発熱が生じても医療機関を受診しない人が多く、また受診しても検査を希望せず「対症療法の薬」のみを求める人もいます。
短期旅行で日本に来ている外国人の場合はほぼ全員が検査を希望しません。
感染がわかった場合は学校や職場の規則に従う人がほとんどですが、以前のように「自主隔離」する人はごくわずかです。
それでも、「次にはどんな感染症がはやるか」という質問が多く寄せられることから、新型コロナが世間に与えた影響は小さくないことが分かります。
世界的に流行している「エムポックス(サル痘)」が12月から日本進入!!
知っておくべき8つのこと
世界で猛威を振るう「エムポックス(サル痘)」は、2022年4月以降に世界中で17,000人以上の感染者が確認されている。
その大半は、これまでエムポックスが定着していなかった欧州と北米での報告事例だ。
結果として今回のアウトブレイク(集団感染)は、エムポックスが流行していなかった地域で発生したものとしては圧倒的に大きく、現在も拡大が続いている。
このため世界保健機関(WHO)は、エムポックスの感染拡大について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言した。
これはWHOにおける最高レベルの警告となる。エムポックスが深刻な脅威であり、まだ感染していない国にも広がる可能性があり、制御するために国際的な協調が必要であることを示すものだ。
しかし、患者が増加しているとはいえ、一般の集団がエムポックスにかかるリスクは低い。
自分がエムポックスに感染していると思われる場合、あるいは感染者と接触した場合でも、まずは落ち着くことが肝心だ。
おそらく治療の必要はないだろうが、これ以上ウイルスを拡散させないよう、できる限りのことをする必要がある。
1.エムポックスの具体的な症状は?
エムポックスの発症過程は、大きく2段階に分けられる。
最初は感染者の細胞内にウイルスが侵入することで起きる疲労感や発熱、体の痛み、悪寒、頭痛といったインフルエンザ様の症状が現れる。
続いて、免疫系が感染を阻止しようとすることで起きるリンパ節の腫脹が見られるようになる。
WATCH
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エムポックスの発疹は非常に特徴的だ。最初は平坦で赤い発疹ができ、やがて水ぶくれとなり、白い膿が充満してくる。
その後、これらは乾燥してかさぶた状になり、やがて治癒して剥がれ落ちる。
不快ではあるが通常はそれほど重症化せず、2〜4週間で回復することが多い。
2.どうすれば感染する?
エムポックスは一般的に、感染した動物(主にウイルスを保有できるげっ歯類)に接触した人が罹患する。
このウイルスは、感染した動物に噛みつかれたり、引っかかれたり、場合によっては十分に火の通っていない肉を食べることによってヒトへと感染する。
また、長時間の密接な接触によっても感染する。
具体的な感染経路としては、患部の膿との直接接触、感染者の衣服との接触(またはタオルの共有など)、呼吸器飛沫の吸入、という3種類の経路が知られている。
今回の流行では、皮膚同士が接触する可能性の高い性的接触が感染経路のひとつとなっているようだ。
感染率は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)や多くの一般的な呼吸器系ウイルスに比べてはるかに低いので、エムポックスの流行は極めて短期間で終息する傾向にある。
その一例として、2003年にガーナからイリノイ州へと感染動物が輸送されたことで、エムポックスが米国内に侵入した件が挙げられる。
この際は、米中西部の複数の州でペットとして販売されていたプレーリードッグへとウイルスが伝染し、47人の人間が感染した。
しかし、感染者は誰ひとりとしてほかの人に感染させることはなく、流行は発生から間もなく終息した。
ところが、今回は感染者の増加が見られることから、専門家もエムポックスの通常の感染率が上昇傾向にあるのかどうかの判断がついていない。
保健当局は発生状況を注意深く見守っているところだ。
3.感染した可能性がある場合どうする?
COVID-19とは異なり、エムポックスは感染者が発症するまで伝染することはない。
しかし、一度症状が出ると、かさぶたが完全に治るまではウイルスが伝染する可能性がある。
米疾病管理予防センター(CDC)と英国民保健サービス(NHS)は、いずれもエムポックスに感染した恐れがある場合は自宅から出ず、自国の保健当局に相談することをすすめている。
恐らく自主隔離するように指示されることだろう。
例えば英国では、疑い患者と確定患者はすべて21日間の自主隔離をするよう勧告されている。
一部の国では、発疹がある人や陽性患者と接触した人に対してPCR検査が実施されている。
こうした検査は、エムポックスに感染しているか断定する際に必要になる。検査を求められた場合は、可能な限り受けるべきだろう。
4.ウイルスに接触した可能性がある場合は?
繰り返しになるが、ほかの人との接触を避け、保健所に連絡し、指示を仰ぐことが大切となる。自主隔離を求められたり、ワクチン接種をすすめられたりする場合もある。
5.どうすれば予防や治療が可能なのか?
エムポックスは通常は軽症にとどまり、治療を受けなくても自然に治癒する。しかし、死に至る場合もある。
今回の流行を引き起こしている西アフリカ系統群は、致死率が1〜3%とされている。
コンゴ盆地系統群の場合は、致死率は10%にもなる。死亡につながる重症例は、幼児、妊婦、免疫不全の基礎疾患をもつ人でより発生しやすいとされている。
また、エムポックスウイルスが肺炎を引き起こしたり、目に感染することで失明などの合併症につながる場合もある。このため、感染予防が最良の防衛策となるわけだ。
予防に効果的なワクチンのうち、認可されたものは次の2種類がある。デンマークの製薬会社のババリアン・ノルディックは、天然痘とエムポックスのどちらも予防できるワクチン(米国では「Jynneos」、欧州では「Imvanex」として知られている)を保有している。
このワクチンは19年に米食品医薬品局(FDA)により、免疫不全患者などのエムポックスへの感染リスクが高いとされる18歳以上の人々を対象に承認されている。
また、米国で天然痘用として認可されている「ACAM200」というワクチンもあり、それをエムポックスの予防にも応用することもできる。
モデルナもまた、エムポックスに対するワクチン候補を前臨床試験で検証していると発表している。
アフリカでの過去のデータから、現在使用されている2種類のワクチンはエムポックスの感染予防効果が最大で85%あると考えられている。
また、これらのワクチンはエムポックスに接触してから4日後までは感染予防のために、感染して2週間後までは患者の症状軽減のために投与できる。
その他の治療法としては、欧州連合(EU)でエムポックスの治療薬として承認されている「TPOXX」という抗ウイルス剤などがある。
だが、現時点では米国でエムポックスの治療薬として承認されている抗ウイルス剤は存在しない。
これに対して米国のCDCは治療法として抗ウイルス剤である「シドフォビル」を推奨しており、エムポックスが重症化した場合には「ワクシニア免疫グロブリン」というモノクローナル抗体も投与できるとしている。
ただし、実際の効果については明確なデータが示されていない。