大疑獄!!斉藤元彦46は神戸港増設再開発を巡る泥試合に潰されたことをマスコミも誰も語らない!!
兵庫県議会議員は神戸港増設再開発の甘い汁に斉藤知事を見捨てて阿波踊り!!
兵庫 斎藤知事 失職し 出直し知事選に立候補を表明
兵庫県の斎藤知事は、記者会見で、不信任の議決を受けて、県民に信を問いたいとして、県議会は解散せず、失職を選び、いわゆる「出直し選挙」に立候補する意向を表明しました。
兵庫県議会から不信任を議決された斎藤知事は、26日午後、県庁で記者会見を開き「大変思い悩んできた。
県政にとって大きな判断で、きょう決断をした」と述べ、県議会は解散せず、失職を選び、今後行われる、いわゆる「出直し選挙」に立候補する意向を表明しました。
そして、一連の問題について「県民に改めて心からおわびする。
至らないところや未熟なところがたくさんあり、この6か月間、県政が混乱していたのは認めざるをえない」と述べました。
一方、不信任の議決については「文書問題で知事が職を辞すべきことなのか。
議会の判断だが『本当にそこまでいかなければいけなかったのか』という思いは正直あった」と述べました。
ただ「今回の問題は、私の対応などがおかしいということなので、みずから信を問うことが大事だ」と述べ、県議会の解散は考えていなかったと説明しました。
出直し選挙については「斎藤県政を続けるかどうかが争点だと思う」とした上で、勝算について問われたのに対し「ベストを尽くして自分流でできることをやる。
大変な選挙になるだろう」と述べました。
記者会見は2時間余りにわたって行われ、出直し選挙を選んだ経緯を説明する際は、涙ぐむ場面もありました。
斎藤知事は今月30日付けで失職します。
知事選 11月10日か17日の投開票を想定
県知事選挙は、知事の失職から50日以内に行われます。
兵庫県選挙管理委員会によりますと、知事選挙は、今のところ11月10日か17日の投開票が想定されているということで、委員会は、今月30日に会合を開いて決定する方針です。
記者会見【ノーカット動画】
「議会の解散はせず 出直し選挙に臨ませていただく」
斎藤知事は「この間、大変私自身も思い悩んできたが、そんな中できょう決断をした。議会の解散はせず、30日付けで失職し、次期知事選で出直し選挙に臨ませていただくことを決めた」と述べました。
「県政が混乱したことは認めざるをえない」
斎藤知事は一連の問題の責任について「至らないところ、未熟なところがたくさんあった。3月20日ごろからこの6か月間、県政が混乱したことは認めざるをえない。
文書問題の発覚以降、ひとつひとつ対応は積み重ねたが、結果としてこの状況になったことは、私の力不足や至らなさがあった。改めて反省し、県民におわび申し上げたい」と述べました。
県議会解散の選択「最初からなかった」
斎藤知事は、県議会の解散を選択しなかった理由について「私の中では最初からなかった。今回の問題は私のこれまでの対応とかがおかしいということなので、私がやっぱりみずから信を問うことが大事だと思っている」と述べました。
知事への不信任決議による県議会の解散は過去に例がなく、議員選挙になれば16億円規模の費用がかかるとみられていました。
「辞職」でなく「失職」を選んだ理由
斎藤知事は、みずから辞める「辞職」ではなく、法律の規定に基づく「失職」を選んだ理由について「就任後、負の遺産である県が抱える借金の返済に道筋をつけることができた。生み出した財源を県民の皆さん、特に子どもたちに投資していくことが大事だ。
高齢化、過疎化が進む中で、子どもに投資し、どんどん応援していきたいし、改革を止めるわけにはいかない。やはり知事の仕事に携わりたいし、辞めるわけにはいかないと思った。辞職ではなく、失職して出直したい」と述べました。
“出直し選挙”に立候補の意向固めた経緯
斎藤知事は、いわゆる「出直し選挙」に立候補する意向を固めた経緯について「高校生から手渡された手紙を部屋に帰って読んだら、『辞めないでほしい』『知事のやってきたことは、高校生にも響いている面がある』とあった。
批判はすごいものがあり、世間も厳しい目で見ているかもしれないが、屈しないで、未来のために頑張ってほしいという手紙だった。
こういう状況でも高校生が私にエールを届けてくれたことに、すごくぐっときた。こんな自分でも期待してくれる人がいるんだと受け取った」と目に涙を浮かべながら語りました。
知事選「政党の力借りるのは難しい 1人でやっていく」
斎藤知事は、今後行われる知事選挙で政党へ支援を要請するのか問われたのに対し「私は大きな政党のような組織がバックにいるわけではなく、無所属なので、政党の力を借りるのは難しいと思う。今回は1人でやっていくことになるが、やりたいという思いだ」と述べました。
元局長について「なぜ文書を作られたのか直接聞きたかった」
斎藤知事は、告発文書を作成した元局長について「元局長が亡くなられたことは残念で悲しいが、百条委員会、第三者委員会でなぜ文書を作られたのか直接聞きたかった」と述べました。
県議会の不信任議決「果たして知事が職を辞すべきことなのか」
斎藤知事は、県議会が不信任を議決したことについて「文書問題の調査を行い、事実を解明していくことはすごく大事だが、果たして知事が職を辞すべきことなのかというのが根底にあるのが正直なところだ。
間違ったことはしっかり改めるべきで、机をたたいたことや付箋を投げたことは反省しなければいけないが、知事は大きな負託を受けてなるもので、職を辞することはかなり重大なことだ。議会の判断だが、本当にそこまでいかなければいけなかったのかという思いは正直あった」と述べました。
出直し選挙「ベストを尽くし 自分流でできることを」
斎藤知事は、出直し選挙に立候補した場合、勝算はあるのかと問われ「自分としてはベストを尽くして、自分流でできることをやらせていただく。吹っ切れたという気持ちではないが、なかなか大変な選挙になるだろう」と述べました。
出直し選挙「続けさせてもらえるかどうかが争点」
斎藤知事は、出直し選挙の争点について問われたのに対し「これまでの斎藤県政を続けさせてもらいたいと思っている。続けさせてもらえるかどうかというところが争点だと思う」と述べました。
「続けていく 仕事をしていくことも責任の果たし方と思う」
斎藤知事は「責任の取り方はいろいろあると思うが、辞めるよりも、続けていくこと、そして仕事をしていくことも責任の果たし方だと思っている。若い世代の応援も含めて、いろんな政策をもっとやっていくことで責任を果たしたい」と述べました。
斎藤知事をめぐる問題の経緯
斎藤元彦知事は、3年前の選挙で自民党と日本維新の会の推薦を受けて初当選しました。
ことし3月、当時の県の幹部が作成した告発文書が報道機関などに送られました。職員に対するパワハラの疑いや、出張先などで贈答品を受け取った疑いなどが記されていました。
県はこの幹部を解任し、斎藤知事は「事実無根の内容が多々含まれている」「うそ八百含めて文書をつくって流す行為は公務員としては失格だ」と批判しました。
その後、元幹部は、県の公益通報制度を利用して内部通報しましたが、公益通報の保護対象とされず、停職3か月の懲戒処分を受けました。
元幹部は7月に遺体で見つかり、自殺の可能性があるとみられています。
こうした状況を受けて、当時の副知事らが相次いで職を退きました。
一方、県議会は、事実関係を調査する必要があるとして、6月に地方自治法にもとづく百条委員会を設置。
百条委員会の尋問で、斎藤知事は、パワハラの疑いについて「厳しい上司だと思われていると思う。必要な指導だと思っていたが、不快に思った人がいれば、心からおわびしたい」と述べました。
また、告発文書を作成した元幹部を懲戒処分にしたことをめぐって、専門家からは批判が出されましたが、斎藤知事は「手続きに瑕疵(かし)はない」として、問題ないという認識を示していました。
さらに贈答品を受け取っていたことも認め、「多くは知事の応接室にあるか、倉庫に保管している」と話していました。
県議会は、県政への信頼が大きく損なわれているなどとして、86人すべての議員がただちに辞職するよう要求。
要求に応じない斎藤知事に対し、最大会派の自民党などは定例県議会の初日、今月19日に不信任決議案を提出。全会一致で可決されました。
斎藤元彦知事とは
斎藤元彦氏は、神戸市出身の46歳。
総務省の理事官や大阪府の財政課長などを務めたあと、3年前の知事選挙で初当選しました。
一方で、自民党の兵庫県連に所属する議員の支持は、党本部が推薦した斎藤氏と、当時の井戸知事が推した元副知事に分かれました。
知事就任以降は、庁舎の建て直しなど県庁の再整備計画を凍結し、周辺の施設に機能を移転させる方針を示したほか、若者の流出に歯止めをかけようと県内に住む人を対象に県立大学の入学金と授業料を段階的に完全無償化する政策などを打ち出しました。
維新 馬場代表「斎藤氏を推薦することは非常に難しい」
3年前の兵庫県知事選挙で斎藤知事を推薦した日本維新の会の馬場代表は、記者会見で「斎藤知事には『みずからの潔白を証明するには民意に問うしかない』と申し入れていたので、われわれが求めていたことを受け入れたと判断しているが、かなりの時間が経過し、近隣の府県でも知事への評価がどんどん下がっているのも事実だ」と述べました。
その上で、知事選挙への対応について「県の地方組織や県議団とも協議するが、斎藤氏を推薦することは非常に難しい。また、衆議院選挙があるともささやかれている中で、ほかの党と同じ候補者を応援することは有権者に理解されず、基本的に『相乗り』という路線は選択しない」と述べました。
大阪府吉村知事 きょう午前 斎藤知事と電話で話したと明らかに
日本維新の会の共同代表を務める大阪府の吉村知事は記者団に対し、26日午前、兵庫県の斎藤知事と電話で話したことを明らかにした上で「これまでの任期で、さまざまな改革の実績はあるが、人事権を持つ権力者として、当初の段階から告発者捜しや告発者潰しを最高権力者の知事みずからがしたのは間違っている。そこは真摯(しんし)に謝罪するべきだという考え方を伝えた。午後3時からの記者会見で、自分との会話を踏まえて、県民に何を伝えるのか、その内容を注視している」と述べました。
そして、いわゆる出直し選挙となった場合に独自候補を擁立するかについては「党としての意思統一はまだしていないが、斎藤知事の会見を踏まえて判断したい」と述べました。
立民 大串選対委員長「県政の停滞著しく 問題大きい」
立憲民主党の大串選挙対策委員長は記者団に対し「県政の停滞は著しく、斎藤知事は責任を取ってみずから速やかに辞するべきだったが、そうならず、これまでの対応は極めて問題が大きい。また3年前の県知事選挙で推薦した自民党や日本維新の会も、もっと早く対応すべきだった。対応が遅れた両党の責任も極めて大きい」と述べました。
その上で、知事選挙への対応について「県連や県議会議員たちとよく話し合いながら、基本的にはしっかりと候補者を立てたい」と述べました。
共産 山添政策委員長「出直し選挙出るのは反省示す態度でない」
共産党の山添政策委員長は記者会見で「失職は当然だが、『知事の資質がない』と言われているのに『出直し選挙』に出るのは、一連の行為に反省を示す態度ではない。疑惑について説明責任を果たしているとも言えず、政治的にも道義的にもありえない状況だ」と述べました。
国民 玉木代表「出直し選挙 判断が遅すぎたのでは」
国民民主党の玉木代表は記者団に「『出直し選挙』に立候補すると表明されたが、判断が遅すぎたのではないか。これ以上の県政の混乱は避けるべきで、速やかに事態を収束すべきだ」と述べました。
林官房長官「コメント差し控える」
林官房長官は午後の記者会見で「個別の都道府県知事の判断について政府の立場でコメントすることは差し控えたい」と述べました。
知事選に向けた各党の動き
知事選挙に向けては、医師の大澤芳清氏が共産党の推薦を受けて無所属で立候補する意向を表明しています。
また県議会の各党の動きです。
▼3年前の知事選挙で斎藤知事を推薦した自民党は、独自候補の擁立に向けて協議を重ねています。
▼同じく斎藤知事を推薦した日本維新の会は、独自候補の擁立も含めて検討を進めています。
▼公明党は、独自候補は擁立しない方針で自民党と対応を検討しています。
▼立憲民主党は、同じ会派の県議会議員とともに対応を協議していくとしています。