茨城大洗町にある「常陽」と福井敦賀市にある「もんじゅ」のことです。
使用済み燃料から再処理されたプルとニウム239を、燃料として再利用しようという試みが、「高速増殖炉」と呼ばれる施設です。
実用されれば、発電用の燃料を自ら作りながら、発電をできるという、夢のようなリサイクル燃料になるはずでした。
が、うまくいきません。「常陽」も、事故起こし停止、「もんじゅ」も事故を起こし半停止状態。
試験運転するだけでも、これだけ難しい。
しかもかなり危険です。
1.高速で核分裂をおこすので、核暴走が起こりやすい(一瞬のうちに制御不能になる)
2.冷却材に使うナトリユウムは、危険な物質。空気に触れたら燃え、水に触れたら爆発する。
3.プルトニウムという猛毒を増やし続ける。
「もんじゅ」は、昨年8月、燃料交換装置を原子炉容器内に落下させてしまい、10月に引き上げようと試みたが失敗しました。今は単に爆発しないように制御するだけで年に500億円かかっています。
引き上げることができないのなら、プルトニウムが完全いなくなるまで、50年この状態を維持させなければならない。
今日の新聞では、6月中旬をめどに、外気を遮断する器具を設置し、原子炉の上蓋の一部ごと、引き抜くそうです。
無事に引き抜くことを、祈る。
「高速増殖炉」がうまくいかないため、「プルトニウム」は増える一方。
この解決のため、「プルトニウム」 を混ぜた燃料MOXを、現在の燃料混ぜて、使おうという、「プルサーマル」計画があるが、「不安」の声もあるし、まだ予定だけで、運転には至っていません。