セイヨウオダマキ
29日付読売新聞編集委員「安部順一」さんの「原発事故漂流させるな」に、疑問を感じます。
「G8閉幕」関連で、述べています。
「世界で主流となる第3次原子炉の担い手は、ロシアを除けば、三菱重工業と仏アレバ社など3陣営だけ、原発建設は日本企業抜きでは成り立たない。
日本が脱原発にかじを取れば、母国市場を薄なった日本企業の意欲がそがれる。」
「再生可能エネルギー以上に、重要な原発政策の漂流だけは避けなければならない」
「漂流」てなに?漂うこと?
三菱重工業が原発で多大な利益を上げ来たのは、周知の事実。
なら、今後は「廃炉」の工事で、利益を生みだしたらよいのでは?
日本だけでも51基。
工事費用はナンチョウにも及ぶと思います。作った企業のノウハウは、壊す時にも生かされるはずです。
世界が「脱原発」に向かえば、その工事金額は果てしない額になるはずです。
特定の企業の利益や自治体の財政、雇用を擁護することで、エネルギー政策を進めるのは、おかしい。
国民の身体財産を将来にわたって守ることが、最優先されなければならないと思う。