花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

マルバシャリンバイ・ハナモッコク

2008年11月17日 | 草花・植物

 

 ☆.★.:・*.・.:  マルバシャリンバイ  バラ科 常緑低木  ☆.★.:・*.・  

別名:花木(ハナモッコク)、浜椿
花期:晩春~初夏

≪名前の由来≫  花木斛」という別名は、「モッコク(木斛)に似ているからついたと思うが、花は似ていないが、葉の付き方は似ている気がする。
「浜椿」の別名は、ラジオで福島の海岸地方の群生地での呼び名と聞いたが、別の植物で浜椿と呼ばれているものが幾つかあるので、一般的ではないと思う。
枝が、車軸状に一箇所から広がり、上から見た時、丸くて厚い葉が車輪のように見えることと、花が五弁で、梅に似ているので 「丸葉車輪梅」。
このようにきれいな花には、やはり「梅」という名をつけたくなるだろう。花はピンクもある。実はたくさんつくが、食べられない。

 小笠原諸島に自生する厚葉車輪梅」は、更に葉が厚い。        
 丸葉でない車輪梅は、九州南部に多く、鹿児島県の奄美大島では、この樹皮を 大島紬(おおしまつむぎ)の染料として使う。          
枝や根を煎じ、染色に使用する。タンニンを多く含み、その煮汁はしなやかな絹糸と、鉄分を多く含む奄美の泥田成分と相性が良い。


撮影2007.5.27庭
               

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿