ゴールデンウイーク桜紀行
ゴールデンウイーク。
遠くへ出かけず、震災で被災した県、中でも地元宮城を活性化したい。
まずは「塩釜神社」
「塩釜桜」
サトザクラ系の八重桜「鹽竈桜」は、歌が残っていることから、平安時代にはあった考えられる。
また、
「江戸時代には井原西鶴の小説や近松門左衛門の戯曲にも登場するほど知名度の高いものであった」由。
知名度より何より、密集して咲く花数の多さは、華やかで美しい。
細倉鉱山の住宅跡が保存されている区画は「東京タワー」のロケに使用された。
その区画に「ソメイヨシノ」が、寂しげに満開になっていた。
大崎市鳴子温泉と秋田県湯沢市を結ぶ「仙秋ライン」
県境の鬼首トンネルを抜けると、雪が残っている。
この分だと角館の桜が期待できそう。
角館の桜は満開。
桜の一番きれいなのは「8分咲き」
満開時は、色があせて見える。
が、辛うじて桜に間に合って、よかった。
かっての武家屋敷から枝垂れる桜と、モミの木などの大木、真紅の椿が、趣のある街並みになっている。
お昼に食べた「比内地鶏の親子どんぶり」は、味が濃すぎてせっかくのうまみが、半減していた。ご飯に汁がかかり過ぎ、塩辛いのを我慢して完食。卵が美味しかっただけに、残念
「おしら様桜」
帰路湯沢市の道の駅に近く、仙秋ラインの入り口なので、寄ってみた。
あたりはうす暗くなっていたが、枝垂れの1本桜が、神社の境内に大きな姿を見せていた。
白神神社の「鎮守の桜」。健在。大事に守られてきたに違いない。
まだまだ2分咲きといったところだろうか。
これが咲きそろった姿を想像すると、圧倒される。