(こちらは、旧グラバー邸前からの眺めです)
*私共は、新型コロナウィルスの予防接種2回目より1か月経過した状態です*
長崎県の軍艦島に行ってみたく、長崎旅行を計画致しました。
こちらは、4日目の最終日に定期観光バスを利用した「街歩き編」です♪
他に「雲仙普賢岳編」「軍艦島編」「ハウステンボス編」「食べ歩き総集編」がございますので、よろしかったらご覧くださいませ~♪
街歩きと言っても、定期観光バスを利用させていただきました。
狭い範囲の観光なのですが、長崎は坂が多い!!
しかも、この日差しでは、バスの方が効率が良いです~♪
<長崎よかとこコース>
公式HP : https://nbtour.net/nagasaki/542
主な立ち寄り先は、
長崎原爆資料館→平和公園→出島→孔子廟→グラバー園です。
まだ、やっとまん延防止等重点措置が解除されて、台風が通り過ぎたばかりです。
定期観光バスも、やっと、平日に限り1日1便だけ、12:10発のコースが運行されているだけです。
え、感染対策は大丈夫なの~っ!?
バスの車内では飲食禁止、もちろんマスク着用と、感染防止対策は厳重です。
バスの車内は、数分ですべての空気が入れ替わる仕組みだそうです。
それに何よりも、当日は私共の一組2人だけ!!
貸切状態でしたから~♪
集合場所である長崎駅は、現在工事中で旅行者には分かりづらい状態です。
集合場所は、改札正面の観光案内所の前で、こちらのデスクで受付します。
駅の改札外側にトイレは見当たりません。
改札で駅員さんに訊ねると、
こちらのカードを渡してくださいますので、これをもって改札内のトイレを利用可能です。
出発は「出島メッセ前」となっているのですが、駅から道路を挟んだ向かい側の建物前です。
ベテランのガイドM様、よろしくお願いいたしま~す(^^♪
最初は、原爆資料館です。
長崎の地形図と共に、投下のイメージが説明されます。
時が止まったままですね、
バスガイドさんから、
永井隆博士の説明と、
一本柱となった鳥居の説明を見ておくようにと言われます。
続いて平和公園に行くのですが、原爆資料館と平和公園はすぐ近くにもかかわらず結構な高低差です。
平和を願う鶴の形の噴水です。
レンガだけ残った、長崎刑務所跡。
平和の鐘。
永井博士は、長崎医科大学の教授でだった方ですが、爆心地から700メートルの距離にある長崎医大の診察室で被爆してしまいます。
爆破物で、右側頭動脈切断という重傷を負ったにもかかわらず、先頭を切って救護活動を行います。
元々、被爆前からの白血病もあったそうです。
お子様2人は疎開していて無事だったのですが、奥様の緑さんは自宅で跡形もなく、首にかけたロザリオだけが残っていたとか。
で、「長崎の鐘」の歌となる随筆もかかれています。
「妻は召されて天国へ」と歌われているわけです。
その様なお話を聞いてから、バスは、後に永井先生がお住まいになっていたわずか2畳の住居の前を通ります。
車中から見た如己堂です。
畳2枚のうち、1枚にご自分か横たわり、もう1枚にお子様2人が暮らしていたそうです。
車窓からですが、浦上天主堂を。
そして、バスの車窓からなのでアップにする余裕がなかったので分かりづらいのですが、
階段の上に、あの、一本足だけ残った鳥居があります。
倒れたもう一本の足も、足元に倒れたまま残されているそうです。
ここで、バスガイドさんが永井博士の著書「この子を残して」の一部を何ページ分か朗読してくださいます。
この子を残して――この世をやがて私は去らねばならぬのか!
母のにおいを忘れたゆえ、せめて父のにおいなりとも、と恋しがり、私の眠りを見定めてこっそり近寄るおさな心のいじらしさ。戦の火に母を奪われ、父の命はようやく取り止めたものの、それさえ間もなく失わねばならぬ運命をこの子は知っているのであろうか?
母のにおいを忘れたゆえ、せめて父のにおいなりとも、と恋しがり、私の眠りを見定めてこっそり近寄るおさな心のいじらしさ。戦の火に母を奪われ、父の命はようやく取り止めたものの、それさえ間もなく失わねばならぬ運命をこの子は知っているのであろうか?
・・・・・この子は墓から帰ってきて、この部屋のどこに座り、誰に向かって、何を訴えるのであろうか?
https://www.aozora.gr.jp/cards/000924/files/49192_39848.html
大変感情のこもった、引き込まれる朗読でした<(_ _)>
続いて、出島です。
出島と言えば、海に浮かんだ扇形のはずなのですが、周囲は埋め立てられています。
スタッフは、江戸時代の出島町人の姿で、ところどころに配置されています。
それぞれの建物には展示物があり、映像も流れているのですが、ゆっくりと見ている時間はありません。
ざっと展示物を見たり、銀のことについての説明を見たら、
カピタン部屋に向かいます。
カピタンは、ここを仕切っていた親分の事、キャプテンの語源となった言葉だそうです。
やはり、カピタンは豪勢ですね。
続いて、孔子廟。
お参りするところの裏側に、博物館があります。
撮影禁止なのですが、陶器や象牙の彫り物など、素晴らしいものが展示されています。
続いて、大浦天主堂の前を通り、
グラバー園へ。
往きはエスカレーターで楽に上がる事が出来ます。
蝶々夫人かと言われている方の像。
噴水は、あーる晴れた日に―♪ のとおりに並んでいるそうです。
旧オルト邸、旧リンガー邸、その奥には旧スチイル記念学校とかで衣装を借りる事も出来ます。
サッと見ても、時間に余裕がある~!!
最初の蝶々夫人の広場に戻り、売店に駆け寄ります。
三菱だから、キリン行こう~って!?
これこれーっ!!
クラフトビール2種類をね (^_-)-☆
長崎港が一望できます~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
降りていくと、
改修中で立ち入り禁止の旧グラバー邸ですね~♪
どんどん降りていくのですが、
まだ5時前だというのに、土産物店は閉まっています。
観光スポットだというのに、人通りもありません。
定期観光バスの旅は、ここまでです。
この後、新地バスターミナルで長崎空港行のバスに乗り換えますが、乗り場はバスガイドさんが丁寧に教えてくださいました。
大変お世話になりまして、ありがとうございました~(^^♪
空港に到着してから、旅の最後を懐かしむために・・・、
空港オリジナルの芋焼酎だそうです。
空港オリジナルの焼酎も、麦と芋だけでなく、アルコール濃度も37%か23%かを選びます。
クリームコロッケとのセットで頂いてみました。
どちらもミニを頂いたんですけどね、たっぷりの野菜で健康的でした。
野菜たっぷりの皿うどん(ミニ)。
同じく、野菜が山盛りの中崎ちゃんぽん(ミニ)。
売店では、名物のカラスミを頂いてみました。
帰宅してから晩酌で頂きましたが、めったにいただけない珍味です~♪
長崎の旅は観光も楽しく、美味しいものも沢山、とても良い所でした(⋈◍>◡<◍)。✧♡