野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
公式サイトhttps://www.morinotamago.com

雨の火曜日

2010年05月12日 | 保育
火曜日は畑の日だというのに、またもや雨。
色々やることはあるはずですが、とにかく場所を
三好ヶ丘緑地に移して活動です。

色とりどりのカッパに身を包んだ子どもたちは
ちょっと変身気分なのか、広い場所が嬉しいのか
とってもハイテンション。
早々に山犬節が飛び出し、走り回る子も多数。

そのうちに1mほどの高さから飛び降りる
遊びが始まりました。
皆足痛くない?軽いから大丈夫なのか~。


お昼を食べた後には、公園内の木の葉っぱに
大量の芋虫たち発見。



これ何の幼虫でしょうか。
分かる方います?
平気の子どもたちは、私も、僕もと次々に手にとって行きます。
素手で分け合っているL君の脇で絶句する母Bちゃん。
無事自宅での飼育に漕ぎ着けそうですか~?

小雨になりカッパを脱ぎだしたかと思ったら、
水道で水遊びが始まりました。
ビヤ~と回りに飛び散る水。
Coちゃんがビニール袋にパンパンに水を入れ
周りにいる子にぶっ掛ける!
結局ずぶ濡れ者多数。
やっぱりお決まりのコースですねえ。

着替えてそろそろ帰りの支度をと言っているところで
Gくん、Rくんの姿が見えなくなりました。
支度が終り、先に出発したのです。
呼び止めの声はむなしく響きます。
子どもたちがどんどん追いかけて行ってしまうので
大急ぎで当番の大人たちも移動。

駐車場を偵察に行った子からはいないとの報告。
大人たちに緊張が走ります。
当番の大人が探す中、
取り合えず東屋で帰りの会をします。

その間に何とか二人は見つかりました。
駐車場にいたのです。

森たまには自由が一杯ありますが、
いくつか約束事も作っています。
そのひとつが「大人の目に届かないところに子どもだけではいかない」。
子どもたちは動きがすばやく、
気をつけていてもあっという間にいなくなることがあるのです。

普通の園舎のある園と違ってとても開放的なため、
子どもたちの興味の広がりは限りありません。
自分たちでやれる、という自信を持つ場面も多々あります。
その中で、集団で生活する上でのお互いの約束事を
どのように守っていくか。
子どもたち自身が、そのルールは必要だと感じるには
どのような伝え方が大人側に求められるのか。

「自由」ってなんだろうなあ。
「ルール」ってなんだろうなあ。
それに対して、簡単に答えは出したくないなあ。
って、家に帰ってからもずっと考えている一保護者でした。(おぐ)










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2 コメント

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…あの虫達は (べっちゃん)
2010-05-13 17:22:35
あの虫達は自宅まで無事連れて行き、その後自宅には葉っぱが無く食べる物がないと言う事で、近所の公園に帰してあげました。虫さんの引っ越しです(三好緑地まで戻る元気がなくて…ごめんよ)。
道中逃げ出さないかドキドキの母でした。


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Unknown (とき)
2010-05-12 21:40:15
幼虫いっぱいだねぇ。私は素手で持てません。

今日、長女がこども園で2回もお漏らししたんだけど(さらに家で1回)、雨の中で水道遊びに比べたらぜーんぜん濡れてないねぇ。パンツとズボンが濡れたなんて、可愛いもんだ。
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