野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
公式サイトhttps://www.morinotamago.com

羊毛使いの道は○○?

2010年05月08日 | 保育
毎週金曜日は手仕事などをやったりします。
今年もりたまは一年かけて、羊毛を扱っていくつもりです。
先日見学した動物園の羊さんのたちの毛をもらって、
さて始まりました羊毛使いへの道。。。

金曜日は朝から雨ザーザー。
Kさんちのガレージに場所を移し、本日はどろどろの羊毛をキレイに
洗濯する日です。

ゴミ袋2杯分の羊毛ちゃんたちは
色といい、艶?といい、匂いといい、まさに獣の気配。
後の処理のことを考えて、あまりにも汚い部分や
絡みついた草などを丁寧に取っていきます。
この作業、子ども的に全く面白そうに見えなかったのか
ひとっ子一人、近づいてきません。
子どもたちは雨の中に飛び出して行き、
大きなカタツムリを大量に採集したりしています。

その後洗濯ネットに小分けにしていれ
40度くらいのお湯に石鹸を溶かして揉み揉み・・・。

皆さん、羊をふわふわの真っ白いぬいぐるみのように
想像しているのは大間違いですぞ!
洗った時の水の色は台風の後の濁流のような感じ。
辺りにはケモノ臭が漂う・・・。

何度もお湯を代えて濯ぎ、
水が濁流から雨上がりの水溜りになったところで今日はおしまい。
後はもう少し各自ですすぎ、陰干ししておきます。

羊毛洗いの手順でKくんとGちゃんが何度も対立しました。
両者、理論派で譲らない。
一見大人そうなKくんが(お腹がすいていて機嫌が悪かったとはいえ)
曲者Gちゃん相手に果敢に立ち向かっていきます。
まだ生まれて3、4年しかたっていないのに
自分の確固とした考えを相手にぶつけ合う姿に
感動すらおぼえてしまいました。

さて他の子どもたちは、というと。
いつもと場所が違うのか、ちょっと興奮気味。
男たちはやはり‘なりきり小競り合い`遊び。
少数派の女の子たちも色んなところに出没し、
お姉さん風を吹かしています。

それにしても羊毛って高いわ~と思ってたけど、あれは間違いだね。
真っ白でふわふわの羊毛にするのに
本当に沢山の手が掛けられていることを一日目にして
感じ入りました。
さてさて、この毛たちがどのように変身して行くかはお楽しみ!!

                        (おぐ)












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