入園後間もない4月のこと。
年長Kクが片手にカナヘビ(トカゲの仲間)、片手にバッタを持って、「カナヘビは生きている虫しか食べないんだよ!」と、カナヘビに食事を与えていました。
その後も、登園すると飼っているカナヘビさんにせっせと食事をさせているKク。
手の中でむしゃむしゃバッタを食べるカナヘビの姿に、虫が苦手なたまご1年目の母は驚愕し、忘れられない光景でした。
カナヘビや捕まえた生き物を虫カゴに入れて登園する年長男子の姿は、年下の男の子には憧れのよう。
我が子Kチも畑の活動日に隣の田んぼで、年長Kメにカエルをとってもらってから、生き物に夢中な様子。
入園間もない時期は、捕まえられる生き物といえば、アリとダンゴムシ。
それでも、年長さんと同じ大きさの虫カゴが欲しいと言って買った大きすぎる虫カゴに入れて嬉しそうにしていました。
その後、テントウムシの幼虫からテントウムシに育てたり、園の畑のキャベツから青虫を持ち帰り、モンシロチョウに育てたり・・・、生き物の不思議にKチの目はキラキラ!!
重たいリュックを背負い、虫カゴと虫アミを抱えて登園する日々が続きます。
「チョウチョ!チョウチョ!」「カエル!カエル!」と走り回り、標的は決してアミの中に入らないけれども、とっても楽しそうな姿!
大雨の中でも、カッパ姿で年少KタとYイと虫とりに夢中です。
Kチがやっと手でバッタがつかまえられるようになった6月後半、保育中にカナヘビをつかまえた年長Tロの姿を見て、お迎え後に「カナヘビをつかまえたい!」とやる気満々!
その日の帰宅後にカナヘビを探しに行くと、有難いことにカナヘビさんが!!
最初はアミでつかまえようと追いかけるものの、途中からアミを投げ捨て無我夢中で這いつくばってカナヘビを追いかけ追いかけ、ついにカナヘビが手の中に!!
真剣な顔で虫カゴの中に入れて、しばらく無表情・・・。
自分でつかまえた事実をゆっくりとかみしめてから喜びの笑顔に!
そんな我が子の姿と成長が嬉しくて母も感動してしまいました。
親子の嬉しい気持ちをメーリスで伝えると、次の日はスタッフさんたまご母からの祝福の声。
年長男子からはカナヘビのお世話のアドバイスがありました。
Kチの成長を同じように喜んでくれ、我が子にも共有してくれる森のたまごの温かさにまたまた感動…。
つかまえた直後に「Tロにお世話の仕方をきかなくちゃ!」と張り切っていたKチでしたが、次の日Tロの所にいくとちょっぴり恥ずかしそう・・・。
Tロも少し照れながら、「カナヘビはクモが好きなんだよ」「カレーのルーの入れ物に水をいれて~」と教えてくれました。
Tロにカナヘビを持ってもらっている間に、虫カゴに土を入れたりして2人でカナヘビのお家作りをしました。
照れ屋な二人をカナヘビが繋いでくれました。
年長Kクは「毎日水を入れてあげるんだよ。水がないと干からびて死んじゃうからね!」とのアドバイスをくれました。
ドキドキ・・・できるかなぁと思っていると「まぁ、無理しないでね!」とKク先生からの有難いお言葉!
年中Sホはカナヘビのご飯にバッタをつかまえて、Kチの虫カゴに入れてくれました。
カナヘビ様のおかげで、たまご達から優しさを沢山もらったKチでした。
てんとうむしを怖がる年中Mノもカナヘビに魅了されるたまご達の姿を見て「虫カゴを持って、カナヘビをつかまえたい」とポツリと言ったそう。
カナヘビに魅了されるたまご達!
これからもどんな成長がみられるか楽しみです!
おまけに、
Tロのカナヘビさんは、可愛い卵を4つ産みました!
カナヘビのたまご達の成長も楽しみです!
そして、TロがKチのカナヘビがお腹が大きいと、お腹をじっくり触わってポツリ…
Tロ「うーん…卵が…2つかなぁ…?」
えっ?!触診でわかるんですかー?!
っと、まだまだ子ども達に驚かされる日々は続きます。
(ゆう)
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「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052
触診の通りに、産卵した卵は2個でした!
Tロくんスゴイ!!
カナヘビ物語まだまだ続くね〜笑
noeちゃん
そうやって一緒に喜んでくれる母達が沢山いて、育児がまた楽しくなったよ〜!ありがとう♡
卵はそろそろかな…報告楽しみにしてます♪
Kチは、カナヘビを逃がすと言いさよならしました。母が別れ難かった…笑