11時ごろ、急に思い立った年少Hキが
「さんぽにいきたい!いっしょにいこう!」
と私を誘います。みんなはお昼ご飯の準備を始めました。
だけどもHくんはお昼ご飯に目もくれず「さんぽがしたい!」思いがあふれていたので
わたしもなんだかワクワクして森へ出かけました。
赤土を見つけて、
「なにこれ!すごい!ふしぎ!どうして赤なの?」
さわって確かめて、
「ねんど!すごい!ふしぎ!」
「スコップもってくればよかった。・・・あ、木がある。」
土を掘るための木を、自分の使いやすい長さに折っては掘り、試しています。
木漏れ日の当たっているところを見て
「なんで!ふしぎ!ここだけ光ってる!ふしぎ!」
もっと奥に探しにいこう!というHくんについていくと、
「なんで!?きいろもある!ふしぎ!すごいね~!」とHくん。
「ほんとだ!黄色もあるね!」と楽しくなる私。
「くろもある!すごい!ふしぎ!Hくん、ぜーんぶふくろに入れるの!」
と持ってきた袋にいろんな色の土を入れて、混ぜて。
Hくんオリジナルブレンドの土に大満足のようでした。
帰り道では、服にはっぱをいっぱいくっつけて遊びました。
「ふしぎ、ふしぎ」連発のHくんと一緒にいたら、見慣れた森がすっごく不思議な場所に感じられました。
子どもの感じている時間感覚に入り込めたような、なんだか心に残るひと時でした。
(スタッフ なお)
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「 野外保育とよた森のたまご」
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