1月、保育が始まった週の土曜日に、たまごのかーちゃん有志企画の「性教育講座」が開催されました。
講師は“勇気づけ子育て ひだまりの会”のみきちゃん。
午前は親だけのお話し、午後からは就学前の子どもと親、その後小学生と親でお話を聞きました。
みきちゃんがお話しする性教育講座は、名前は“性教育”と唄っているけれど、講師であるみきちゃんが大切にしている事、子どもたちに一番伝えたい事である、“自尊感情”(あるがままの自分が大好き)を育むような内容が中心になっています。
「自分の体を大切に思っていたら、性に関しても大切に考えられる。」
「自分自身を大切に思えていたら、他人からの辛い言葉や行為で“自分がダメだから…”と思わない。」
他にも、
「性の話しができる家庭は、どんな話もできる。」
「“イヤ”という人の気持ちが一番優先される。」
そして午後。
OBも含めたたまごのみんなが前に並んでお話を聞きます。
子どもたちにお話ししてくれたのは、あいちゃん。
あいちゃんは科学的な言葉を使って子どもたちに話しかけます。
子どもたちはあいちゃんの問いかけに「め!」「くち!」などと元気に答えます。
プライベートゾーンは3つ。
口、胸、性器。
30分のあいだ、あいちゃんの方を向いて興味しんしんで話を聞く年長さん年中さん。それに引き換え、となりの子とコソコソお話しを始めたり、移動を始めたりする年少さん。
3歳4歳さんはこんなものですね。
だからこそ大人向けの話があるわけで、日々の家庭でのやり取りが大切になるんだな~と思いました。
そしてまた繰り返し受けることで、これまで性に対してあまり触れないようにしていた親も、子も、お互いに性について、それ以外の事も、話ができるようになっていくのかな。
大切なたまご達、それぞれが自分のことを好きで、自分のことを大切にする子に育ってほしいな。
いじめ、体罰、自殺、性犯罪・・・子どもが巻き込まれる悲しい出来事が後を絶たない今だからこそ、すべての親子に聞いてもらいたい講座です。『私は大事な人なんだ』、それをわかってもらうためなんだと、納得しました。
国防軍と性教育がつながる所は感激しました!
なかなか首を縦にふってもらえませんでした。我が家は息子3人。是非
ここはパパの出番だと私はたくらんでおりました。
今回は、なんとなく園の行事でパパ達もいっぱい参加するだろうという
風に受け取ってくれたようで、すんなりオッケーがでました。
実際受けてみて、私は、まだなんとなく恥ずかしい。言葉を聞くことも
子どもに説明するのも、少し抵抗がありますが、講座を聞いたことで
この壁が少しずつ崩していけるような気がします。
パパはというと、多くは語らずですが、今日のお風呂から、子ども達とパパとの会話で
講座で聞いたキーワードが聞こえてきたのを聞いて、やっぱり夫婦2人一緒に子ども達と
話が聞けたことが、今後の性についての会話が家族でできるというスタートになれたと思い、
うれしく思います。ありがとうございました!
その後、子供は講座の内容についてふざけたことを言うこともなくすっと聴けたようです。恥ずかしさがまだない幼児期に聴くことができてよかったと思います。低学年になったらまた参加してみたいです。
プライベートな部分は自分で洗ってもらうようにしました。
旦那は性教育が戦争と絡んでいることが以前から気になっていたようで、根深い問題が潜んでいることを認識したようです。
(Kぎちゃんの母ちゃん)
前々から存在を知りつつ、なかなかチャンスを逃してばかりだった性教育講座がやっと受けられて、すごく嬉しかったです。
内容はというと、衝撃と感動と…
涙もろい私は、なぜかウルウル…
正しいかどうかはまだ分からないけど、避けて通るより実践してみようと思いました。
(Cりの母ちゃん)
当たり前ですが、日頃お外で過ごすことの多いたまごの子達。
用を足すときや着替えをするとき、人目を気にすることなく裸になってしまうのはどうなんだろう?
異性の兄弟がいないから、こんなときはどう対応したらいいんだろう?
遊びの中での出産シーンの真似。病院ごっこ。どんな声掛けをしたらいいの?
子どもの中では大して気にしていないことでも、大人が戸惑ってしまう場面が保育当番に入ったときに多々ありました。
それはたまごの母ちゃん達が少なからずもっていた悩み。
「一度みんなで講座を受けれたらいいよね。」
そんな話が出てから数か月が経ち、今回やっと企画・実行することができました。
講座の中で、みきちゃんが
「性犯罪の加害者を作らないためには、被害者を生まないことが一番の近道」
とおっしゃっていました。
そして、なんども出てきた「自尊感情」ということば。
自分の体は自分だけのとっても大切なもの。
人から傷つけられて良いものではない。
子どもたちが自分の力で難を乗り切れるように、幼少期からの性教育はとても大事で必要不可欠だと思いました。
(Aきの母ちゃん)
子どもは(6才)、体の名称など、いろいろな単語が出てきて、少し面食らったようです。
でも、静かに聞いていて、茶化すような所もなかったです。
3才の次男は、途中から走り回り、まだ早かったかなと思いましたが、知らない人に口を塞がれた時の対処法だけは、覚えていました。
家のお風呂で、3人でプライベートゾーンの話をして、大事な所だよと話すと、神妙な顔つきでした。
その顔だけでも、親子講座を受けたかいがありました。
現在の学校の性教育の状況を知り、誰かがやってくれると考えている間に、我が子は情報の渦に巻き込まれているのですね。
携帯電話を持つことで、おこる事を慎重に考えて選択する事が大事だと改めて気づかされました。
数年毎のサイクルで、受けて行きたいです。
今日になってですが、
「赤ちゃんはずっとお腹の中にいるんだと思っていたけど、お腹のしたの袋に入っていたんだね」
と、初めての知識の獲得を、思い出したように語ってくれました。
科学的な知識として、受け取ってくれているようです。
それに対する父の反応が、そんないやらしいこと、どこで覚えてきたんだ、でした。
父のなかで、性教育 = いやらしい で止まっているようです。
ちょっと、現実を知りました。
健康、科学的、安全 の3本柱 父親にも伝えていかねば。
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