野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
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11月6日(火)雨の日のどろんこチャレンジ

2018年11月06日 | 保育

この日は朝からけっこうな雨。



雨の日の山歩きは東屋を目指すのが常ですが、子どもたちがあまり気持ちが乗らない様子だったので神社にとどまり、それぞれ好きなことをして過ごすことにしました。


私は試しに年中Kチに「どろんこチャレンジ行かない?」って誘ってみました。

「えー!むりむり。はまったときいやだったもん。どろんこいやー!」

と言ってから、あ!と気付いて、足元を1秒見て


「Kくんながぐつじゃん!!行く!!」

いい間だったよ笑

一回失敗してからずっと危険回避してきたKチがまたチャレンジするのを私はたのしみにしてました。

弟の年少Mシと、年長Kオの異年齢3人組で出かけることにしました。




雨の日の散歩はいつもと違うことにたくさん気がついた3人。


道を流れる水を見て、

「川だ!どこから来てるんだろう。どこに行くんだろう。あ、ここで曲がった!」

など、気付きが言葉でたくさん出てくるKチ。

Kオは、ほんとだ!ほんとだ!と共感してくれてKチうれしそう。
Kオは、私もりぐみだから!と先を歩こうとして頼もしい。

Mシは水の流れの上を私の手を引き「おむすびころりんすっとんとん」と言いながら走ろうとします。水の上だと早く走れるような気持ち、おむすびころりんになりきるMシ、愛しい(*´-`)

そしてほのぼのとした散歩が途中で止まります。

分かれ道。


近道から行きたいKチ。
田んぼにはこっちからのが近い!と主張するKオ。

Mシはお兄ちゃんの肩を持ち、「Kチ、こっちのが近いからー?」とKチの気持ちを汲もうとします。

全く譲らないKオ!がんばれKオ!優しくて、譲る経験はたくさんできてるKオ。がんばれ!と心の中で祈りました。

Kチは自分勝手に進まず、ちゃんと待っている!
10分くらい止まっていたかなぁ。

Kオ「お腹すいたんですけど!」

Kチ「しょうがないな!分かりましたよ!」

年中Kチが折れました。

(Kオよかったね!Kチありがとう!Kチ譲れてすごいよ。)

なんだか感動。


Kオの道は、椎の実パラダイス!!
Kチが一番たくさん拾いました。この道で良かったじゃん、と大人に言われるのは癪だったかなぁ笑


そして、やっとどろんこチャレンジ。


いつもよりぬかるんでいて、みんな一瞬ひるみます。

Kチ「やっぱやめようかな。Kオちゃんもりぐみだから先いって」

Kオ「えー⁈なんでこんなときだけ!!」

Kチ「わかった!Kチが行く!」

勇気を出して先頭を走っていくKチ。かっこいい。

慎重に慎重にはまらなさそうなとこを選んで歩き、KチもKオも大成功!

Mシ、細かいことは気にせず真ん中をズブズブハマりながら、歩く!笑

さすが年少さん、面白い!


帰り道もどろんこチャレンジする!と言っていたKチだったけど、2人のお腹空いたコールを聞いて、わかったよーとまた譲っていました。

行きには遠くの山にかかっていた霧が

帰りは自分たちの歩く道にまでかかっているのに気がついて


「すごい!こんどは道までけむってる!」

と感動してる様子でした。よく気がつくなぁと感心しきり。


小旅行を経験して仲が深まったKチ、Kオ。


入園したころは、ふわふわ歩いていて転ばないか心配だった年少Mシが、すいすいーっとたくましく歩くのにも驚きました。




素敵な素敵な雨散歩でした。

(スタッフなお)

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