日野春駅
駅が出来る前からこの地には信玄公旗掛松(しんげんこう はたかけまつ)という古い松の木があった
甲斐の一本松とも呼ばれ、
実際は17世紀半ばごろからのものであったが武田信玄が旗を掛けて休息した
松であるという伝承もあり、名松として大切に扱われていた。
1896年に中央本線のルートが決められここ日野春を線路が通ることが内定するが、
この線路は松を掠めるようにして通ることとなっていた。
このあたり一帯の地主で松の所有者でもあった清水倫茂という者が
鉄道院に松を避けて線路を通すよう要請したが、これも断られ、結局1904年(明治37年)に線路は開通、日野春駅が開業した
韮崎駅
山梨県韮崎市若宮一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である
甲府駅
中央本線は甲府市街中心地を東西に通過しているが、
甲府駅の立地する甲府市丸の内一丁目は内堀に囲郭された甲府城の内城部分に位置し、
現在の甲府駅駅舎は城域北側の清水曲輪に相当し、曲輪には櫓や書院、城門などの施設が存在していた。
南側には屋形曲輪・本丸が所在する。
清水曲輪の東西・北側は内堀が囲郭し、
北側にはニの堀で囲郭された武家地に通じる山手門が所在している。
明治期に甲府城は廃城となり、ニの堀は埋め立てられ武家地は払い下げられて官公庁用地として開発され、甲府駅の開業に至る