三月下旬のお休みの間に 天神様のお祭りがあった
祭りと言っても 大人は町内の世話役だけで
子ども達だけの自主運営のお祭りとなる
片山という山の上縁に何かに掴まらなければ登れない
急斜面をえぐった台地に
ホクトウサマ(北斗神社)と天神様の祠が並んであり
その脇に蚕玉神社のお堂があった
*北斗神社は今でもあり 下から見上げると首が痛いくらいです
2017年の写真です
僕の小さいころは うっそうとした茂みで 階段もガタガタ
北斗神社の裸電球が怖かった
諏訪大社に行く 神宮寺からの山道にあります
小さいころは 裏山の山道を分け入っていくと祠の横に出ました
今は 祠などの建物はないようです

六年生に親方がいて 行事を仕切っていた
何日間の祭りかは忘れたが
準備期間に稲架などに使う丸材を担ぎ上げ
蚕玉様の脇地に二階建ての櫓を組み 周りをスギの葉で囲う
二階には太鼓が置かれ 学年上位から使用する場所が決められていた
この祭りの最後に 祠の前に整列し 親方の音頭で天神様の歌を歌った
「天神様と言う方は 御名は菅原道真公 学問深く徳高く 君に忠義の心篤く・・・」
今でも 全部覚えているようだ・・・
世話番の家に行くと お菓子を貰ったが
中身は 学年や役目によって差があって
上の者が羨ましかった
この学問の神様の祭りが終わると 学校が始まった
*天神信仰を調べてみると
日本における天神(雷神)に対する信仰
特に菅原道真を「天神様」として畏怖・祈願の対象とする神道の信仰のことをいう
天神様の祭りは 余り記憶に無い
僕の時代には 無かったのではないか?
今日も雨・・・気分も晴れませんね・・・