今日はコンサートへ行ってきました。
受講生の御親戚にあたるオペラ歌手(バリトン)
大崎雅氏(おおさき まさかず) 「松山をうたう」
場所は、国の指定重要文化財である「萬翠荘」(ばんすいそう)。
晴れの午後、花粉を浴びながらサイクリング。
萬翠荘に程近い自転車パーキングに到着。
地元の名所ですが、萬翠荘に行くのは数年ぶりです。
髭をたくわえた門番のおじさんに挨拶をして、坂道を歩いて昇ります。
国旗たなびく萬翠荘が見えてきました。
■おしゃべりの声も素敵■
歌を歌う方は腹筋が鍛えられているので、
流石、トークの時の声も良く通ります。
His voice carries far.
(彼の声は遠くまで響く。)→彼の声はよく通る。
男性の素敵な声には女性はうっとりしてしまいますよね。ね?
松山ゆかりの文人の作品(俳句)を謳(うた)い、
それぞれの句から連想される日本歌曲を歌うという今回のコンサート。
それぞれの句、そして作者、それぞれの曲の作詞のきっかけや
言葉の意味など、演奏の度にいろいろなお話まで聞けるという
内容の濃いコンサートでした。現在沖縄在住の大崎雅氏さん。
沖縄のお話もとても楽しかったです。
歌詞まで覚えている有名な日本歌曲ばかりで、メロディーとともに
うなづきながら聞き入っている人が多く見られました。
今回は「松山をうたう」 第1回 ということで、次回のコンサートはいつかなぁ?と
今から楽しみです。
■今日の一曲■
プログラムの5曲目
作品: 俊寛と 共に吹かるる 千鳥かな (夏目漱石)
曲: 「浜千鳥」 廣島鳴秋 作詞 弘田竜太郎 作曲
(大崎さんのトークから学んだこと)
「千鳥」は、繁栄と勤勉の象徴で大変おめでたい。
たくさんのヒナが生まれる繁殖力の強い鳥であることから「繁栄」の象徴
餌を頻繁についばむ様子から「勤勉」の象徴
今日も、プログラムにいっぱいメモをとってしまいました。
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沖縄に帰ってからも、今月24日にある琉球交響楽団オペレッタ「こうもり」の稽古や確定申告、そして次年度の事業計画などバタバタな毎日です。
大崎雅氏、松山をうたう第二弾は「露西亜な松山」と題しまして、松山とロシアとの関わりを歌の世界から切り込んでいくべく演奏計画を練っています。たぶん来年2月に開催しますので、お楽しみに♪