ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

幼稚園の家長会

2006-09-19 13:47:39 | こども関係(~2010年3月)
先週の土曜日の午前、娘の幼稚園の家長会、日本でいう父兄会があった。

息子が幼稚園の時もやっぱり家長会が1学期に2度開催されたが、この家長会、平日の夕方5時とかに開催され、しかも子どもは連れてくるな、というので、私は一度も出席せずに息子は卒園。だから、この娘の幼稚園の家長会が、私にとって初めての経験。

土曜日の午前中ということで、両親と子ども、またはおじいちゃんおばあちゃんが来て、子どもは園庭で遊び、大人が先生の話を聞くというパターンが多かった。大人一人が子どもを連れて来た場合、先生が子どもに「静かにしててね。」と言っていたが、そりゃなかなか無理な注文。しかし教室のおもちゃで遊べるので、飽きて騒ぐという事もあまりなく、平日夕方子連れ不可の息子の幼稚園よりかなり良い。

クラスごとに先生を囲んで親たちが座り、まず先生から、教育方針などの説明を聞き、その後親からの質問や要望が先生に向けてされたのだが、最初は遠慮がちだった親達も、だんだん勝手な事を言い出して、聞いていておもしろかった。

「うちの子は、幼稚園から帰ってきてからおやつをバクバク食べる。幼稚園の食事がまずいんじゃないか?」
「うちの子も、幼稚園では肉がでない、まずい、栄養がないと言っている。」
・・・・うちの子は、毎日、ご飯おいしかったよ、おかわりしたよ、と言っているのだが、ほんとのところはどうなんだろう??

「このクラスは2ヶ国語班だが、3年たったら英語をしゃべることができるようになるのか?」
「毎日同じようなことしか勉強していないようだが、もっと早くすすんでくれ。」
・・・・中国の親たちは、結果を早く求めるようで、私なんかは、たかだか幼稚園なんだし楽しく毎日遊んでくれればいいや、と思っているのだが、もっといろいろ教えてくれ、とか、その日習った英語を親にもちゃんと知らせてくれ、とか、ちょっと期待しすぎなんじゃないのか?

しかし、2ヶ国語クラスは中国語クラスより学費が高い分、親の方も高い学費を払ってるんだからより良い成果が得られないと割りに合わない、という考えが強いよう。先生も大変だ・・・。

高い学費といえば、そんな幼稚園に子どもを通わせる事ができるお金持ちの親たちを眺めると、いかにもお金がありそうな親もいれば、そのへんのフツーのおばさん風お母さんもいて、なんだかとっても不思議だった。

息子のクラスにも日本語ができる親がいたが、娘のクラスにも上手な日本語を話すお父さんがいて、知り合えて嬉しかった。
日本語や英語を話せる親もいるけど、子どもが習うレベルの英語もよくわからない親もいて、そんな事もまた不思議。


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