トムラウシ山周辺の花々Ⅱ
天井の楽園と言われるトムラウシ公園は、大きな岩、雪田、池塘が
絶妙な配置で並び、チングルマ、エゾコザクラ、エゾノツガザクラなどの
花々が咲き競っている。
北海道大雪山系トムラウシ山 トムラウシ公園で見かけた高山植物の花
掲載しております
トムラウシ山南沼キャンプ指定地付近より雲海に浮かぶ十勝岳を望む
エゾコザクラ
エゾコザクラは日本では北海道にのみ見られるが、国外では千島、オホーツク海沿岸、
アラスカからカナダまで分布する、小形の多年生草本。
本州に見られるハクサンコザクラに比べてひと回り小さな可憐な植物である。
森林限界より上部に見られ、雪田や湿性草原中に群生する。
大雪山では高山帯全域に広く分布する。草丈は10センチ程度で、
根際に10枚前後のへら形の葉を叢生する。
花期は6月下旬から8月中旬で、花茎を伸ばし、
その先に2センチ程度の紅紫色の花を1~6個、散形状に咲かせる。
今回訪れた時期はまだ咲き初めであり、草原に点々と咲く姿を見かける程度であったが、
サクラソウ属の特徴とも言える紅紫色の花は新緑の草原に映えて、ひときは人目を引いていた。
チシマキンレイカ
北海道の高山帯の砂礫地に見られる多年草。高さ15cm程度。
根生葉は長さ5cm程度の長楕円形で羽状に裂けるものが多い。
夏に開花。キンレイカのように花冠に距はなく、
花冠より長い雄しべが目立つ。別名タカネオミナエシ。
イワウメ
高山の岩地などに生え、花柄の高さが1~3センチになる常緑の小低木で、
岩地をはうように群生する。花冠は白色で、上向きにつける。
径は1.5センチほどで、花冠、萼は5個に深く裂ける。
葉はへら形で、長さは約1センチ、幅は4ミリ前後。
革質で、厚く、光沢がある。
岩地に生え、花が梅に似るところからこの名があるという。
最後まで御覧頂きありがとうございます
天井の楽園と言われるトムラウシ公園は、大きな岩、雪田、池塘が
絶妙な配置で並び、チングルマ、エゾコザクラ、エゾノツガザクラなどの
花々が咲き競っている。
北海道大雪山系トムラウシ山 トムラウシ公園で見かけた高山植物の花
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トムラウシ山南沼キャンプ指定地付近より雲海に浮かぶ十勝岳を望む
エゾコザクラ
エゾコザクラは日本では北海道にのみ見られるが、国外では千島、オホーツク海沿岸、
アラスカからカナダまで分布する、小形の多年生草本。
本州に見られるハクサンコザクラに比べてひと回り小さな可憐な植物である。
森林限界より上部に見られ、雪田や湿性草原中に群生する。
大雪山では高山帯全域に広く分布する。草丈は10センチ程度で、
根際に10枚前後のへら形の葉を叢生する。
花期は6月下旬から8月中旬で、花茎を伸ばし、
その先に2センチ程度の紅紫色の花を1~6個、散形状に咲かせる。
今回訪れた時期はまだ咲き初めであり、草原に点々と咲く姿を見かける程度であったが、
サクラソウ属の特徴とも言える紅紫色の花は新緑の草原に映えて、ひときは人目を引いていた。
チシマキンレイカ
北海道の高山帯の砂礫地に見られる多年草。高さ15cm程度。
根生葉は長さ5cm程度の長楕円形で羽状に裂けるものが多い。
夏に開花。キンレイカのように花冠に距はなく、
花冠より長い雄しべが目立つ。別名タカネオミナエシ。
イワウメ
高山の岩地などに生え、花柄の高さが1~3センチになる常緑の小低木で、
岩地をはうように群生する。花冠は白色で、上向きにつける。
径は1.5センチほどで、花冠、萼は5個に深く裂ける。
葉はへら形で、長さは約1センチ、幅は4ミリ前後。
革質で、厚く、光沢がある。
岩地に生え、花が梅に似るところからこの名があるという。
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