盗人宿

いまは、わかる方だけ、おいでいただければ。

梅花の宴

2019-04-02 15:13:52 | SM
「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」

新元号「令和」を生んだ万葉集の一節だそうです。

日本で花見といえば桜ですが、古くは梅を愛でて歌を詠む風習もあったとか。
私は理系人間ですから古文にはとんと疎く、このエピソードも古事記に記述があったことも今回初めて知りました。

梅の花。ああ、懐かしいなあ。

私はこれまで何人か隷を飼ってきました。その中に私が「梅花(めいふぁ)」と名付けた隷がいたのです。

彼女とは出会ってから別れまで、8年。
他の人たちには申し訳ないけれど、彼女は私が飼った中で最高の隷でした。
最初のうちはよく粗相をしてイエローカードも出されたし、通常よりきついお仕置きをせねばならないレッドカードを出したことも2回ありました。
しかし地道に根気強く躾を続けて、体も心も私の一部に成長しました。

梅花の話は今後、少しずつさせていただきます。
もう二度と会うことはないと思いますが、「令和」という元号を耳に、目に、口にするたびに彼女との日々を思い出すことでしょう。
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