モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

令和三年晩秋の筑紫森。(2021年11月7日)

2021年11月25日 | 太平山/秋、冬

秋田地方は11月7日も晴天だった。
前日、秋田県南の国見岳に行った(記録はこちら)ので、
今日はおとなしく自宅蟄居とすべきところだが、
(`◇´)晴天が勿体ない。

以前から家内に頼まれていた庭の草刈りを朝のうちにパパっと済ませ、伏して拝んだところ、
すぐ近くなら・・・ということでお許しを頂いた。
そのため出発は9時過ぎと出遅れたが、向かった先は太平山、いや、その山麓にある低山、筑紫森(392m)。
その登山口は自宅から車で30分だ。

行く途中、見えた太平山の連峰



今日登るのは太平山の南山麓に突き出した筑紫森(392m)。
低山だが、けっして侮れない山だ。




登山口に有った案内板



わかりやすいが、山頂部がかなりデフォルメされている。
一応、非合法マップも。




前半、広葉樹林の登り



この辺で前半終了。

                                      表参道と三十三観音巡りコースの分岐点
 



後半の登り=デフォルメされた山頂部は表参道を通ることにした。
すぐにロープが現れた。次いで鎖も。

 


「天狗の油こぼし」という急斜面をロープにつかまりながら下に落ちないよう慎重にトラバースする。

 



それを越えたら、またまた岩場。しかし・・・

柱状節理の岩のかげからお堂の屋根が見えた。
筑紫森登山の後半は一見怖そうだが、距離は短く、あっという間に山頂へ到着。

山頂のお堂



お堂のバックには大平山。




反対の南側には鳥海山が見えるのだが、今日はもう雲に包まれてしまっていた。

鳥海山方面を眺める。



昨日も今日もよく晴れて、鳥海山は早朝、見えていたが、昼近くなると雲に包まれてしまう定めのようだ。

隣の岩谷山を眺める。今日はこの後、登るつもりだ。




筑紫森山頂の柱状節理と南側の眺め                       三十三観音巡りコースの降り口
 



下山にはいつも三十三観音巡りのコースを使っている。

降り口は傾斜がすこぶる急で、ロープにつかまりながら降りるが、
今日はどうしたんだろう。いつもと勝手が違い、やたらと滑る。
落ち葉が多いせいかなと思ったが、
以前も今頃の時期に複数回来ており、その時は落ち葉があまり気にならなかった。
今回、よく滑る理由は山靴のせいだった。
いつも履いてる山靴は昨日、国見岳に履いて行って汚れたので洗って家に干してある。

今日は古い山靴を引っ張り出して履いてきたが、靴底がすり減ってつるつるだった。
これならよく滑るわけだ。なので今日の帰り道は滑落しないよう超慎重な山歩きとなった。
「低山だが、けっして侮れない山」とはこの帰り道のことだ。

観音様のすぐ手前はよく滑った。                               観音様
 



三十三観音コースの一景



 


三十三観音コースの一景



 


岩しかないこんな環境でも花があった。

オオイワウチワ。咲くのは来年の春。



イワナシの蕾




ツルリンドウの実



岩場の登り口(直登の表参道と三十三観音巡りコースの分岐点)
が下に見えた時は正直ホッとした。




険悪な岩場を脱したら、あとは落ち葉フカフカの緩い坂道を下って行く。




岩谷山」に続く。


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