今年の秋田は夏場、異常な猛暑が続いたせいか、山の紅葉はどこも芳しくないようだ。
ところが11月2日の朝刊で、
太平山山麓にある旭川ダム公園に植栽されたモミジが見ごろになった
との記事を見たので、早速その日のうちに家内を連れて観に行った。
なお今年の秋はクマの活動がとても活発なので、腰に鈴を付けての観覧だ。
モミジ園の入り口に到着。肉眼で見たら、園の奥が紅くなっていて、嬉しかった。
しかし写真にしたら、それほどでもなかった。
どうしてなんだろう。
私の場合、写真の方が派手に見える傾向があるが、今回は逆だった。
ここはヤマモミジばかりと聞いていたが、黄色の品種も有った。
これは林床のゼンマイ。
再びモミジに戻って。
帰りは太平山リゾート公園を掠めている。
ここには少数だが、イチョウやモミジバフウ(アメリカフウ)が植わっている。
ちょうど紅葉しているのではと思って行ったが、イチョウはもう終わり頃だった。
また紅を期待していたモミジバフウ(アメリカフウ)は色付きがイマイチだった。
これは自宅のスズランノキ。
紅はこの木の方が好かった。
11月4日、朝に凄まじい降雹が有った。そのせいで、庭の紅葉は全て落葉したが、
旭川ダムのカエデもだいぶ傷んだ模様。よって今回の紅葉狩りはすぐ行って正解だったのかもしれない。
11月5日は晴れたので、秋田市郊外の岩見三内まで行ってみた。
途中、太平山の山並みが見えたが、紅葉はもはや終わっていた。
今年の太平山はさんざんだった。
七月に記録的な大雨に見舞われ、登山口に繋がる道路が軒並み崩壊してしまった。
そのため登山もしばらくの間、出来なくなった。とても残念だ。
その後、更に奥の岨谷(そや、そうや)峡まで行ってみた。
ここは紅葉の名所で、時期的には今が盛りの筈だが、ご覧の通り、今回はさっぱりだった。
さっぱり紅葉していないのは、八月、九月の記録的な猛暑の影響だろうが、
とどめを刺したのは、前日(4日)朝の降雹だと思われる。
(比較的奇麗だった過去の紅葉はこちら)。
昨年と今年。秋田の紅葉は二年続けて不作だった。来年は回復して欲しいものだ。
以上。
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