(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)
(本頁は「月山の花図鑑(2)盛夏編」の続きである。)
年によって幅があるが、概ね八月お盆以降に盛りを迎える花たちと草紅葉を扱ってみた。
もちろん種類によって、場所によって、ずれが生じることはどうか寛容頂きたい。
月山の上の方は、お盆以降に来ても、ハクサンフウロやキク科の花が健在で、盛夏の頃とあまり変わらかった。
違う点は、タテヤマウツボグサやリンドウ類のブルー系の色合いの花が混じる点だろうか。
タテヤマウツボグサの大株 2017/09/01
タテヤマウツボグサ 2017/09/01
(右上)オニシオガマ 2016/08/20
オニシオガマは半寄生植物だが、丈は1m近くなるものも有る。
山麓の沢筋や湧水地などに多いが、写真は金姥で見たもの。
エゾシオガマ 2016/08/20
トモエシオガマ 2016/08/20
(右上)ミヤマコゴメグサ。ミヤマリンドウと一緒。2015/08/02
ミヤマリンドウは山の上だけでなく、弥陀ヶ原湿原でも多く見られる。また開花時期は意外に早いものもある。
ミヤマリンドウ 2015/08/02
ハクサンイチゲの開花は初夏がメインだが、株によっては秋に開花することもある。
厳密には二度咲きかどうかは不明。
ハクサンイチゲ 2017/09/01
シロバナトウウチソウ 2017/09/01
(右上)ウゴアザミ 2017/09/01
ウゴアザミは生育旺盛で丈1mを超えることも多い。
イワショウブは山上の湿った場所以外に弥陀ヶ原にも多かった。
イワショウブ 2016/08/20
(右上)クロヅル 2016/08/20
クロヅルはつる性の低木。山地帯、偽高山帯にも多く、本来は盛夏に咲く花。
エゾオヤマリンドウ。丸い葉はイワイチョウ。 2016/08/20
クロクモソウ。装束場浄身川にて。2016/08/20
(右上)ダイモンジソウ 2016/08/20
ウメバチソウ 2016/08/20
(右上)ヤマハハコ 2017/09/01
山麓の沢筋や湧水地などでは、大型のキク科植物、オタカラコウを見かける。
オタカラコウ 2016/08/20
オタカラコウの花アップ。2016/08/20
(右上)ツルニンジン 2016/08/20
クロバナヒキオコシ 2016/08/20
草木の実と草紅葉。
ゴゼンタチバナの実。2016/08/20
チングルマの実。2014/09/21
(右上)ミヤマキンバイの草紅葉。2015/09/21
次の草紅葉はチングルマやネバリノギラン。黒い葉はイワカガミ、右の緑はガンコウラン。2015/09/21
ネバリノギランの花は地味だが、草紅葉は素晴らしい。
ネバリノギラン 2015/09/21
(右上)シロバナトウウチソウの草紅葉。2014/09/21
「(4)弥陀ヶ原」に続く。
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