(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
久々に仙北市の抱返り渓谷を訪ねてみた。
渓谷から見上げる山の樹々は芽吹きの真っ最中だった。
芽の色合いは木の種類によって異なる。
赤や黄色を帯びたものもあり、遠目には紅葉のように見えるので『春紅葉』とも呼ばれる。
鮮やかな新緑はたぶんブナ。
此処では新緑と春紅葉が同居している。
春紅葉をバックにカツラの新緑
カツラの梢を見上げてみた。
ピンクの花のようなものがついたこの木は何だろう。
ピンクの花のように見えたものは芽鱗(冬の間、芽を寒さから守っている鞘)のようだ。
枝によってはハンノキのような花序が垂れ下がっていた。
結局、この木はアカシデ (ハンノキ科)のようだ。
ふだんは見るのが難しい高木の梢をこのように間近に見ることが出来たのは、
このようなところを歩いていたから。
抱返り渓谷の隧道をいくつか。
下を流れる玉川の水は異様なまでに青い。
その理由は玉川の毒水。
水色は美しいが、田沢湖のクニマスを絶滅させた強酸性の水だと思うと、複雑な気分。
遊歩道最奥にある回顧ノ滝(みかえりのたき)
再び樹木と草。
オオバクロモジ
コヨウラクツツジ
ハシリドコロ
以上。
去年今ぐらいの時期に行きました
水がきれいでいいところです
カタクリやキクザキイチゲの花を見ることができました
行ったときは滝への道が通行止めで残念でしたが今はいけるようになったのでしょうか
今年も行きたかったのですが緊急事態で、、、
おかげで今年はカタクリ生で見ることができず
皆さんの写真で楽しませていただいております
本記録は5年前のことなので、現在はどうなのかは何とも言えませんが、
ここの遊歩道は崩れやすいのか、しょっちゅう通行止めになってますね。
私も数回行ってますが、通行止めの時が多く、
奥の滝まで行けたのはこの時と20年前の二回だけでした。
カタクリならば、近くの西木(↓頁)がおすすめですが、今年はコロナ禍で公開中止、
(T_T)残念です。
https://blog.goo.ne.jp/mouura2/e/c8d8ad3e26a910b1d61f8170481cc012
https://tazawako-kakunodate.com/ja/news/119
その後、開通したという案内が出ていないようですが、反対側から回顧滝までは入れるようです。