モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2024年の鳥海山以外の山々(1)

2025年01月06日 | 鳥海山(年次)

鳥海山については、「20XX年の鳥海山。彼方此方から。」なる企画頁を
2013年から作成している(2024年はこちら)が、
鳥海山以外の山にはそのような企画が無かった。
鳥海山のように自宅から毎月のように見ることが出来ない山だから
しょうがないのかもしれない。

秋田では今年も昨年同様、クマが出没しており、平日に独りで歩ける山の範囲も限られてきた。
またここ二年ほど脚力、心臓力がめっきりと衰えてきた。
そのため秋田から遠く離れた地域の山にはもはや行けなくなった。
それでも秋田の近場にあり、年二回以上、山に登ったり、
山の近くまで行ってその姿を拝んだ山については
鳥海山同様、年次の記録頁を作ってみようかなとふと思った。
写真枚数は各山ごとに数枚ずつとした。
三部構成にして、まずは秋田市よりも北や東にある山から。


【2024年の岩手山】

一番バッターは岩手を代表するお山、その名も岩手山。
この山はとても美しい姿をしているが、登るとなるとかなりしんどい。
おそらく (´π`;)ワタシの現在の脚力心臓力ではもう無理だろう。
そのためこの山に対しては、ここしばらくは下界や他の山などから眺めるだけにしている。
2024年は1月20日に初めて岩手入りし、下界からその姿を眺めようとした。
未明のうちに県境を越え、小岩井農場に差し掛かったら・・・

2024年1月20日、小岩井農場から。モルゲンロートの岩手山。


この日の岩手山はこのあと雲に包まれてしまい、
(T_T)姿を見ることは叶わなかった。

次は5月2日。
この日は雲に邪魔されず、一日中、彼方此方から御姿を眺めることが出来た。

2024年5月2日、八幡平市上坊牧野から。一本桜を添えて。



2024年5月2日、盛岡市生出から。



盛岡市生出や旧・渋民村付近から見る岩手山は南部片富士ではなく、
両面富士いや両富士だと思う。

2024年5月2日、姫神山山頂から。左側には秋田駒ヶ岳や乳頭山が見えている。



2024年5月2日、滝沢市柳沢から。



その後、しばらく見なかったが、9月4日は意外な場所で岩手山を見た。

2024年9月4日、栗駒山山頂から。



それは岩手と宮城の県境にある栗駒山からだった。

栗駒山と岩手山との間には焼石岳があるので、
その陰になって見えないものだとばかり思っていた。

しかし岩手のfacebook友人から見える筈だと言われていた。

今回、栗駒山の山頂まで行ったら、
焼石岳の上に岩手山の山頂部がちょこんと突き出して見えた。
これは個人的には秋田駒ヶ岳から月山が見えたことと並んで今年(2024年)の快挙かもしれない。

次は岩手山のすぐ西隣の山から。

2024年9月24日、秋田駒ヶ岳に登る途中から。



2024年11月26日、鳥海山中腹から北東を眺めたら、
遥か遠くに似たようなお山がふたつ見えた。

左が秋田駒ヶ岳。そして右は岩手山だった。




【2024年の乳頭山】

乳頭山には今年は一度も登ってなかった。
理由は( ̄(エ) ̄)クマが怖くて。
山麓や近くの山から見た姿ばかりで恐縮。

2024年1月20日、田沢湖、潟尻付近から。



乳頭山は岩手県側から見えにくいのだが、姫神山山頂と網張温泉付近、三ツ石山などから少しだけ見える。


次の写真は1月20日、網張温泉の近くから見えたもの。


この方角から見た乳頭山は香箱座りをした猫のようだ。なお岩手では烏帽子岳と呼ぶようだ。

2024年5月15日、乳頭温泉入り口付近から。



2024年9月24日、秋田駒ヶ岳から。個人的にはここから見た姿が一番好きだ。




【2024年の秋田駒ヶ岳】

冬場と春は下界から眺めた姿ばかりだ。

2024年1月20日、田沢湖、潟尻付近から。夕焼けバージョン。



2024年1月20日、田沢湖町から山頂部をアップで。



岩手側から見た姿はゆったりとした姿になる。

2024年5月2日、雫石町赤渕付近から。



この山には毎年一、二回登っているが、今年は五回も登ってしまった。
こんなに多く登った理由は、初夏に二回登ったものの、PM2.5のせいで景色はさっぱり見えなかった。
この山は山岳展望も素晴らしい山なので、リベンジの意味で真夏以降も登ったので回数が増えた。

2024年6月21日、大焼砂から女岳と男岳を望む。手前の黄色い小花はタカネスミレ。



秋田駒ヶ岳の最高峰は男女岳(おなめだけ)だ。
生保内(旧・田沢湖町)側からは男岳のかげに隠れて見えにくいが、
男岳から望む姿は端正な富士山型だ。

8月19日、男岳から男女岳を望む。背景は左に八幡平、右に岩手山。



2024年9月24日、男岳山頂からの大観。田沢湖と鳥海山が一枚に収まった。




10月5日は紅葉が真っ盛りだったが、ガスで景色はほとんど見えなかった。

2024年10月5日、男岳山頂から一瞬だが田沢湖が見えた。



秋田駒ヶ岳には昨年(2023年)は二回登山し、二回とも( ̄(エ) ̄)クマに遭遇している。
今年は唐辛子スプレーも持参し、五回も登山したが、一度も会わなかった。えがった。えがった。

 


【2024年の八幡平その他】

八幡平に今年は一度も行かないでしまった。
真っ平らなので遠くから眺めても感動するような風景ではないが、別山から見た姿を二枚。

2024年5月2日、姫神山山頂から。



2024年9月24日、秋田駒ヶ岳から。



実は5月15日、八幡平アスピーテラインをドライブしようとその方角に向かった。
ところが途中の大場谷地に寄っていたら、時間が足りなくなってしまい、
アスピーテラインまでは行けなかった。

大場谷地は花の多い湿原だが、
( ̄(エ) ̄)クマ出没で2017年以降、ずっと入山禁止となっていた。

それがどうしたことか、今年は立ち入りできるようになっていた。

2024年5月15日、大場谷地湿原にて。背景の山は焼山火山(1366m)。



焼山の姿は秋田駒ヶ岳からも眺めている。

2024年9月24日、秋田駒ヶ岳から。手前の河童禿の山は大白森。後方の連なりの左端が焼山。



今年はほぼ毎年のように登っている森吉山にも登らないでしまった。

2024年9月24日、秋田駒ヶ岳から森吉山を望む。



以上。

2024年の鳥海山以外の山々(2)」へ続く。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カテゴリー「ガーデニング/... | トップ | 2024年の鳥海山以外の山々(2) »

コメントを投稿

鳥海山(年次)」カテゴリの最新記事