3月8日は久しぶりの晴天になった。勿体ないのでどこか山へ行こうと思った。
当初、鶴岡の高館山が浮かんだが、遠くて唐突なので今回は見送り。
男鹿は2月28日に行ったばかり(記録はこちら)だが、フクジュソウの花数も増えたことだろう。
( ̄(エ) ̄) クマのリスクも少ないし、近場の男鹿に行くことにした。
2ndとは(今年)二度目の意味だ。
出戸浜付近から男鹿半島を望む。左は男鹿三山、右の白いのは寒風山。
まずは男鹿三山。
一昨年、初めて知った福寿草山(仮称)を偵察してみる。
先週末から今週初めにかけて寒の戻りが有り、(秋田市で)十センチくらい雪が積もった。
男鹿は秋田市よりも多かったようで、林の中にはその時の雪がまだ少し残っていた。
フクジュソウは疎らながらも咲いていた。
雪中で咲いている株も有った。
フクジュソウは雪を割って咲くイメージがあるが、実態はどうだろう。
多くの場合は雪の無い状態で咲いたところに
雪が降って一旦は花を閉じる。
あとで花の周りの雪が融け、
日が照ってまた開くと
いかにも雪を割って咲いたように見える。
そうでないものも有るかもしれないが、どうやらこれが雪中福寿草のからくりのようだ。
福寿草山では他に咲いている花は無かった。
キツネノカミソリの芽出し
(右上)シャクの芽出し
今日の男鹿の海は青かった。
その後は(2月28日にも訪ねている)五社堂にも立ち寄った。
五社堂の屋根には前回同様、雪が残っていた。
オウレン
(右上)ナニワズと下にフクジュソウが一輪。
フクジュソウ
五社堂裏のフクジュソウは前回(2月28日)は蕾か精々半開きだったが、
今回はほとんどが開いていた。
この場所はイチゲやエンゴサクの仲間も早く咲く場所だが、今日はまだ見当たらなかった。
今日は晴天だったので、帰り道に寒風山を掠め、
山の上からの展望を愉しんでみた。
板場の台から寒風山本体と姫ヶ岳、大火口(カルデラ)を望む。
板場の台から男鹿三山を望む。
南の鳥海山は雲に包まれて見えなかったが、北の白神山地はよく見えた。
白神岳と向白神岳(右)。
右奥の白く尖ったのは岩木山。
藤里駒ヶ岳。
最後に東側、森吉山。右奥、白く平らなのは八幡平。
以上。
昨日の福寿草山は私が入山している約二時間ではご高齢の方々が二組だけでした。
来週はもっと多く咲き揃ってくるだろうと思います。
そのうち、お天気の良い日に行ってみたいです。
ここなら、私の膝でも大丈夫。もう一か所は
下りが膝に辛いと思うので、行けないかな。
五社堂も今年は無理かも(;^_^A 情けないです。