(本頁は「男鹿マール紀行(2023年3月15日)」の続き、というよりも本来ならば先である。)
3月15日はマール湖に行く前、毛無山の山麓を歩き回っている。
加茂青砂集落の上から男鹿本山(左側、715m)、毛無山(677m)を望む。
男鹿本山、毛無山ともに山頂は自衛隊のレーダ基地になっている。
毛無山の山頂近くには、チョウセンキバナアツモリソウやオオサクラソウなどの希少植物が生育している。
なお上の撮影ポイントの足元に咲いていたのはオオイヌノフグリだった。
毛無山の山麓には、私が勝手に『福寿草山』と呼んでいるフクジュソウ群生地がある。
ここは或る方から教えて頂き、昨年4月2日に初めて訪ねた。
そして黄色のボリュームに圧倒された(詳細はこちら)。
2022年4月2日の様子。
今年はどうだろうか。
今年は季節の進行が随分と(一週間から十日くらい)早い感じなので、
3月6日(こちら)に続いて3月15日に寄ってみた。
すると、昨年4月2日のレベルにはまだ達してなかったが、ほどほどに咲き進んでいた。
フクジュソウ群生地
比較的大株のフクジュソウ
ここではフクジュソウに混じって、アズマイチゲが咲いている。
他の地域ではキクザキイチゲが多いのに、男鹿のこの場所(福寿草山)だけは何故かアズマイチゲなのだ。
ちょっと異質な花風景に戸惑ってしまう。
入り口付近、少しだけだが、キクザキイチゲも有った。
キクザキイチゲ白花
薄い青紫花
アオイスミレも咲き出していた。
この日は福寿草山や目潟に行く前に五社堂にも参拝している。
3月6日に来た時、咲いていたのは、実質フクジュソウだけだったが、
今回は他の花も少し咲き出していた。
五社堂
境内ではキクバオウレンが咲き出していた。
フキノトウ
フクジュソウ
ナニワズ
エゾエンゴサク(オトメエンゴサク)?
キバナノアマナ
キツネノカミソリの葉
以上。
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