(本頁は「車山トレッキングその2」の続きです。)
8月16日の午前中は霧ヶ峰の西側にある八島ヶ原湿原を一周してみた。
霧ヶ峰自然保護センターの(かつての)ホームページによると、
「霧ヶ峰の高層湿原は、南限に当り、特に八島ヶ原湿原は尾瀬ヶ原よりも泥炭層が発達していて、
8m以上にもなっている。したがって学術的にも貴重であり、天然記念物に指定・・・」とあった。
高層湿原とは何ぞや、興味はあるものの保護の観点から湿原内に立ち入ることは出来ない。
外周に整備された遊歩道(木道)をトコトコ歩いてみる。
奥のピークは昨日登った車山(1925m)。
車山をめざして東進。
いきなり目に飛び込んできたのはコオニユリの朱赤。
コオニユリ ヤツガタケアザミだろうか。
シシウドのボーダーガーデン?
クガイソウに似ているが、これはヒメトラノオ(ヤマトラノオ)。 アザミに似ているが、これはタムラソウ。
湿原の向こうの山は鷲ヶ峰(1798m)。
こんなに高い所まで植林されているとは、ちょっと吃驚!
手前に咲くのはヨツバヒヨドリやノアザミ。手前のハンゴンソウが一斉に咲いたらみごとだろう。
咲き出したばかりのハンゴンソウ メタカラコウ
ヤナギランの群生が少しだけ有った。
クサフジ ナンバンハコベ
これは花の終わったグンナイフウロだろう。
フシグロセンノウ こちらはただのフシグロ
湿原を一周して振り返ると、
霧ケ峰の稜線の間から蓼科山が頭を出していた。
八島ヶ原よ。さらば。
たまには私の写真も(当時のモウズイカは完全にメタボ体形だった)。
その後は美ヶ原に向かう。
途中のビーナスラインから北アルプス(槍穂高連峰など)。
厳密にはこの写真は8月16日の早朝、朝飯前のドライブで撮影。八島ヶ原湿原を見た後は霞んで見えなくなっていた。
美ヶ原から松本の街に下りて、その後は糸魚川街道(国道148号線)を北進した。
途中、北アルプス、特に後立山連峰の眺めを期待していたが、
残念ながら曇天になり、靄も濃くなって、山並みはほとんど見えなかった。
しかし新潟に抜けたら、天候が回復、次のような絶景を見ることが出来た。
この岩山の詳細は「元祖my絶景(2)海谷山塊に驚く。(2007/08/16)」でどうぞ。
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