鳥海山は近場なのでよく来ているつもりだが、何故か八月上旬には来てなかった。
この時期はどんな花が咲いているのだろうと思い、8月9日に行ってみた。
なおこのところ秋田は猛暑日が続いている
(前日8月8日の秋田市は37.4℃、この日の国内最高は北秋田市の38.9℃だった)。
少しでも涼しいうちに登ってしまおうと、この日は3時15分に自宅を出発した。
すると外気温は28℃、熱帯夜だったと知る。
5時少し前に鉾立に到着したら、外気温は23℃。
この地の標高は約1100mだから、教科書通り、下界より5~6℃低かった。
まあまあの涼しさだった。5時15分に登山開始した。
鉾立から見た早朝の鳥海山
鉾立から歩き出してすぐ歩道脇で見たのは、クルマユリ。
この日、咲いていたクルマユリはこの株のみ。ラスト・リリーか。
鉾立の上の展望台に来たら、クサボタンが咲いていた。
赤、青の次は黄色。秋田側の登山道沿いにはマルバキンレイカが多い筈だが、
花はどれも終わっていた。次の写真は特別に遅れて咲いた個体。
マルバキンレイカ
ウゴアザミ
賽の河原が近くなり、ニッコウキスゲ。
今年の鳥海山のニッコウキスゲは不作だったが、賽の河原付近でパラパラと開花中。
ベニバナイチゴ
オオバタケシマラン
ベニバナイチゴの花はほぼ終わり。今回、咲いているものは、一個だけしか見つけられなかった。
オオバタケシマランは若い実を付けていた。
今回のマップ
賽の河原から先は御浜に向かわず、
大石がゴロゴロ転がっている雪渓跡地を河原宿(吹浦口/大平ルート)に向かって登って行く。
雪渓跡地には踏み跡道が現れている。
今年は暑いせいか、雪はカケラも残ってなかった
(昨年は7月30日でもけっこう残っていた。⇒ こちら )。
雪渓跡地で見かけた花たち。
ヨツバシオガマ古花
イワイチョウ
雪解けが遅かったと思われる場所にはチングルマやヒナザクラが少し咲き残っていた。
チングルマ残り花
ヒナザクラ
イワショウブ
キンコウカ古花
ハクサンオオバコ
ミヤマリンドウとウサギギク
コバギボウシ
長坂道稜線に向かう道端では、チョウカイアザミやシロバナトウウチソウの群生が現れた。
チョウカイアザミの小群生。
シロバナトウウチソウやセリ科の群生
「猛暑日の鳥海山2」へ続く。
本日は38度とか(;^_^A
ミヤマリンドウの清々しい色で
ちょっと涼しくなりました(^^♪
今日は38℃越えの前評判でしたが、やはりその通りになりましたか。
今日は山の上で避暑しようと秋田駒へ行って先ほど帰宅しました。
山頂部にやませ雲がかかっていて、眺めはほとんど無しでしたが、涼しかったです。
コマクサの残花、けっこうありましたよ。