モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2009/06/27 イコロの森ガーデン・後編

2023年07月17日 | ガーデン紀行/北海道

(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)
(本頁は「2009/06/27 イコロの森ガーデン・前編」の続きである。)

後編は有色ボーダーから始めよう。




チリーダイコンソウことゲウム・チロエンセ Geum chiloense 'Mrs. Bradshaw'
 



右上の白ゲラニウムは何なんだろう。



次のゲラニウムも名称不明。




有色ボーダーは、『トマティーヨ』前の芝生広場(レストランガーデン)にも一部あるが、
本格的なものは、より森に近い「ボーダーガーデン」にある




とは言っても、ローズガーデン同様、こちらもまだ咲き出したばかり。

咲いていた花の一部を取り上げてみる。

ムラサキセンダイハギ Baptisia australis
(種小名の australis は「南の・・」という意味で、「オーストラリアの・・」ではない。ちなみに原産は北米。)

 



右上はポレモニウム・カルネウム Polemonium carneum。米国西部原産の新傾向ハナシノブ。

これも北米原産。
シシリンキウム(ニワゼキショウ) Sisyrinchium の一種。

 



右上はエゾネギ(アサツキ、チャイブ) Allium schoenoprasum に似てる。

ボーダーが最もさまになって見える場所。




手前の青系シソ科は、ミソガワソウ Nepeta subsessilis だと思う。




こちらはミソガワソウのピンク品種か。

 


右上はゲラニウム 'スプリッシュ スプラッシュ' Geranium 'Sprish Splash'としておこう。

ネペタ Nepeta(イヌハッカ属、キャットミント)の一種。



アストランティア・マヨール(メイジャ) Astrantia major
秋田以南の平地では維持が難しい。

 



右上はエリンギウム・アルピナム Eryngium alpinum 'BLue Star'。
これも維持が難しそう。

グラスやロックガーデン

デスチャンプシア・フレクスオーサ Deschampsia flexuosa



光を浴びて風に揺れる様が心地よい。このグラス、意外にも『コメススキ』の名で日本の高山にも産する。

いいグラスだが、名称不明。  

 



ロックガーデンは花盛りだったが、今回は詳細を見逃してしまった。

続いてウッドガーデン。
林床はオシダが優占。




ウッドガーデンは、今年、オープンしたばかり(ただし今現在、整備の真っ最中)。

今後は『イコロの森』の真価を問われるエリアとなろう。




青いケシが咲いていた。

 



スプリング・エフェメラルや春咲きの小球根類、
日陰や涼しいところが好みの宿根草、球根、灌木、羊歯・・・
と森のガーデン化の夢はふくらむ。

オシダ(&ハマナス)はガーデン入口の通りにも植わっていた。




やがてイケメン・ドライバーの運転するマイクロバスが時間通りにやって来た。

行き先は千歳空港(正確には南千歳駅)。んじゃまた。(´π`;)/~~


以上。


(本頁は、2009年8月16日、旧ホームページ「モウズイカのガーデニング狂時代」にアップしました。)
(2009年9月12日、植物名を一部訂正。北村さん。ありがとうございました。)


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