10月21日は当初、地元秋田市の太平山に紅葉狩りに行くつもりだったが、
前夜になり、降水確率がより低い山形の鶴間池に急遽変更。
未明に出発し、6時ちょっと過ぎにのぞきの駐車スペースに到着した(先行者の車が既に二台有った)。
ちょうどお日様が出たばかりで、鶴間池が見え出していた。
のぞき駐車スペースから見た鶴間池
鶴間池の少し南側を望む。
しかし鳥海山には暗い雲が懸かり、小雨もぱらついていたので、池への降下を躊躇していた。
すると10分くらいして陽気なお年寄り、S氏(酒田市在住)が現れ、
「今日は7時頃から必ず晴れるから一緒に行こう。」とお誘いがあった。
私はいつも単独行ばかりだが、此処はクマさんの気配も濃厚なところだし、
偶にはいいだろうと、S氏の提案に乗っかった。
そして少し時間調整した後、二人で鶴間池へと降下して行った。
勘助坂の上から見た鶴間池
勘助坂を下りようとしたら、S氏の言った通りに鳥海山から雲が取れて来た。
現れた鳥海山は冠雪していた。
勘助坂のブナ林
参考マップ
駐車場と鶴間池の標高差は約150m。途中は梯子やロープもある。
勘助坂の梯子
勘助坂の坂道。ここはロープ無しでは登りも下りも厳しい。
右上写真は帰り(上り)に撮ったものでモデルはS氏。
鶴間池には、30分もかからずに到着した。
鶴間池の定番風景
池には先客が二名居り、そのうちの一人はfb友のTazawa氏だったのだが、その時は何故かお互い気づかなかった。
早朝の鶴間池は無風で池面にはさざ波も無く、素晴らしい鏡面風景だったが、
鳥海山には薄雲がからみ、なかなか取れてくれなかった。
今年の紅葉は赤みが足りないと皆さん仰っていたが、鳥海山の冠雪が見えたので良しとしよう。
池から見上げた鳥海山
池に映る風景
池に映る逆さ鳥海山
S氏から奥鶴間に行こうと誘われ、一旦、鶴間池を離れた。
途中のブナ林はみごとだった。奥鶴間への行きと帰りで見たものをまとめて列挙してみる。
ブナ林
ブナ林
ブナの木
ブナ林
ブナ林
ブナの木
奇怪なブナの木
これは炭焼き窯の跡だ。
鶴間池のブナ林は原生林と思っていたので驚いた。
昔はこんな山奥にも竈門炭治郎が居たんだと感心する。
「後編」へ続く。
ここは数年ぶりに訪ねましたが、
偶々、天気にも恵まれ、地元の詳しい御方のエスコートもあり、
素晴らしい景色を満喫することが出来ました。
時期をずらしてまた行ってみようと思っております。