(本頁は「鳥海山鶴間池は紅葉してるかな。前編。」の続きです。)
今回、奥鶴間にはS氏(酒田市在住)の案内で行くことが出来た。
鶴間池から20分くらい歩いただろうか。いざ着いてみると、以前、独りで奥鶴間を探した時とほとんど同じ道だった。
ただし前回は最後の詰め、僅か10m手前くらいのところで引き返していたことが判明した。
奥鶴間から鳥海山山頂部を望む。
奥鶴間の鏡面風景
奥鶴間の鏡面風景
奥鶴間の鏡面風景
赤い草はミソハギか。
池畔で見たナナカマドの実
オオカメノキの実
再び鶴間池に戻り、避難小屋近くからも池を眺めてみた。
小屋近くから見た鶴間池
のぞき方面を仰ぐ。
すると人影が。
マタフリ滝の跡を望む。
参考までに初夏のマタフリ滝
最後にまた定番風景を。
ここに来て約一時間経った。さすがに池面にはかすかながら揺らぎが生じていた。
再び勘助坂を。今度は登りだ。坂を登りきると、のぞきの駐車場までの間にへんてこなブナ林が続く。
早朝、通り過ぎた時はうす暗くて見えにくかったが、帰りは明るくなりよく見える。
「へんてこ」の意味は、(1)木の密度がとても高く、枝葉が広がっていない。もやしのような印象。
(2)幹がくねくねと曲がりながら伸びている。
何故こんな姿になったのかはわからない。
のぞき駐車スペースから見た鶴間池
池から這い上がった後、鳥海高原ラインを走り、滝の小屋ルート登山口まで行った。
ここからは雪渓の残りと新雪が同時に見えた。
滝の小屋ルート登山口直下から貝型雪渓を望む。
滝の小屋ルート登山口直下から新雪の山頂部を望む。
新旧の雪を同時に望む。
そして今年の鳥海山にさよならとお礼を呟いて来た。
鳥海高原ライン沿いの紅葉
秋田への帰り道、象潟付近から眺めた鳥海山。鶴間池とはほぼ正反対に位置する。
以上。
紅葉した山肌の様子や草紅葉も美しいですが、ブナの林の美しさにあらためて見入ってしまいました。
今年は気象の影響か、北東北はどこの山も紅葉がイマイチですが、
鶴間池のブナ林はよかったですね。
ブナの木は樹形も面白く、これは葉が散った後も愉しめます。
年内まだ行きますので引き続きよろしくお願いします。