タイムカプセル

昨年の益中還暦同窓会では、20年前だったか埋めたタイムカプセルを掘り出したそうですね。
これは受け取った相手にとってのタイムカプセルの話です。
書類を整理していたところ、30年前、ある女性が新婚旅行中の僕達夫婦をモデルにして鉛筆でスケッチした一枚の小さな紙が見つかった。長い間きれいに忘れていた。後ろを見ると住所と名前が記されている。その絵をコピーして思い切ってそこに送ってみた。すると、手帳からちぎったという一方の切れ端が貼り付けてある手紙が送られて来た。合わせてみるとピッタリ。彼女も全く忘れていて、新年早々心あたたまる、嬉しい出来事と手紙にあった。僕にとっても同様である・・・・・・という、個人的な小さな幸せ物語です。