愛猫昇天す

凍り付いて幾とせ、我慢ならず投稿
でも、あまり愉快ではない話でお許し下さい。

我が家に引き取ってから18年、およそ100歳の生涯でした。
すぐに去勢したため、恋愛も外界も知らぬ可哀想な一生

そのかわり家族同様。
看取ったのは妻と長男。まるでそれを待っていたかのように。
なんということか、僕が仕事で家を出たその後
確かに僕は彼（もしくは彼女）には冷たかった。猫は家主が誰か理解し、懐くそうです。僕がちょっと席を離れ戻ってみると、ちょこんと愛用の座椅子にうずくまっている。それを邪険に追い立てる、なんという非道な人間
だから仕方ありません。

腎臓が悪くなり一年半、自力で飯が食えなくなり妻がナイチンゲールのごとく口に運んでやり、色々世話をしました。
毎日神に祈り続けました。その間、僕はたまに頭を撫でてやるだけで、酒をくらい巨人を応援していました、ああ
歩くことが出来ていたからこんなにも早く逝くとは思いもしませんでした。
動けなくなって一週間後に旅立ちました。
火葬後、骨は近くの江戸川に撒布しました。

こんな話題はいやですかね