益高13交遊ノート

~団塊世代の高校同窓仲間が綴る、近況報告・悩み相談・独り言・何でも"OK"の落書き帳です。~

命あるもの

2011年01月29日 | ハル

僕は動物があまり好きではありません。

でも、「天才! 志村どうぶつ園」はよく見ています。DAIGO君も出ているしね。

昨年5月に我が家の愛猫が18歳で亡くなりました。

駐車場で生まれ、心ない男性にお腹を蹴飛ばされ腸が飛び出しているところを近所の女性に助けられ、その後縁あって我が家にやって来ました。 その折、「お腹を手術して長くは生きられないかもしれないけど、それでもいいですか?」とその女性に言われました。

でも、18年も生きてくれたのです、人間でいえば90才です。

奴の終わり間際、その時奴の持っている知能の確かさ、強い意思といったものを肌で感じましたね。

数日前から自力で食べられなくなり、動くこともままならない状態で女房の膝の上にいた奴に対し、僕は帰宅して着替えをしながら投げ出すようにこう言いました。

「もう歩けんよ、こいつ」

それが聞こえたのに間違いないと思います。 

突然奴は女房の膝上から立ち上がり、ドドドっという感じで、でもびっこをひきながらでしたが、いつものねぐらに戻って行ったのです。それはまさに、「俺をみくびるんじゃねえ」と僕に対して見栄を切っている感じでした。

そんな意地っ張りの奴もその二日後でしたか天に召されました。我々家族は近くの江戸川に奴の遺骨を撒布しました。

本日の「天才・・・・」の番組で、腫瘍を抱かえた犬の話に恥ずかながら涙しました。それで、我が家の故愛猫のことを思い出したわけです。

楽しくない話ですみませんが、ペットを飼っている方、わかって貰えればありがたいです。