Climax! 週末園芸日記

タイ王国滞在中の黒歴史から週末ガーデナー日記へと復活。
夏は、実生ペチュニア、冬はパンジーが売りです。

恵方巻き いい加減やめないか!

2014-02-03 13:57:04 | 雑記
季節生物学を若き頃、志した私。今や、弓折れ矢尽きの、平成枯れススキ。
今日は、節分。季節の学問にとっても気になる日。
行事と言えば邪気を払う行事。
植物で言えばヒイラギ飾りや
「桃伝説」による邪気払いの行事が日本の伝統行事だった。
「豆まき」だけではない。
もっともうちは縁起担ぎはしないので豆まきすらしない。

一方、周囲はどうなっているだろうか、「恵方巻き」中毒患者だらけである。
これは日本のバレンタイン・チョコレートと同じである。
仕掛け人がいるのだ。
古くその発祥は諸説あって確定できないが、なかには子宝に恵まれますように
とのここでは書きたくない卑猥な儀式的行為も一説にはある。
もちろんそれが全てではない。しかし、商売繁盛縁起担ぎの儀式とは思えない事実はある。
何せ寿司の専門家だって恵方巻きの由来を知らないのだから。

この廃れた行事を、まず、大阪海苔問屋協同組合が古い過去に行った。
流行らず、関東で暮らしている私には全くそんな行事は耳に入らなかった、
祖母は、関西出身だったらしいが、料理の味の影響を受けているはずの私に
「恵方巻き」なるものは伝承されていない。

結局、流行ったのは、皆も知っている、コンビニチェーン店の販売促進である。
負けじとさらに大手コンビニも参戦、今では「うちはやらない」なんてできない状態。
国民のほとんどがなぜ恵方巻きをやるのか知らないで食っている。

行事は意味を知って成り立つもの。
私は血統を知る限りでは日本人であるし、
日本の文化を必ずしも否定してはいない。
だが、現在の恵方巻きにはそんなものが感じられない。やめるべき存在。
経済効果がー、とか叫ぶんでしょ。金の亡者ども。
何せ恵方を正確に調べずに「16方位」使ったりしている時点で
もうでたらめ。
意味を知らず
国民のほとんど全てが参加するってとっても
危険だとわからないのか。