Climax! 週末園芸日記

タイ王国滞在中の黒歴史から週末ガーデナー日記へと復活。
夏は、実生ペチュニア、冬はパンジーが売りです。

何れ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)~2015~

2015-05-11 16:39:52 | ガーデニング
菖蒲をアヤメと読みますかぁ!?ショウブとも読めますよね。さてさてアヤメ、ショウブ(花菖蒲のほう)とカキツバタどれがなんだかわかりますか?みんなアヤメ科Iris属の植物、つまり、アイリスの仲間だからますます混乱。
ではまずアヤメは、文目、綾目とも漢字で書けるように、花に網目模様があるわけ。草地や畑のようなところで育つからショウブとは生える場所が違う。また、ついこの間の端午の節句に使う菖蒲(ショウブ)は、サトイモ科で、派手な花は咲かない別物であり、葉の香りを楽しめるが、花菖蒲の葉に良い香りは無い。
では、次にカキツバタ(杜若)を見てみよう。
これは湿地に生える植物でそもそも生息地がアヤメとは違う。
写真のように、水中から生えていることもあるので、違いははっきり。
花を見ても綾目模様はなく、白い筋が目立ちます。
写真で水の中から葉が出ていることが確認できると思いますが、
アヤメとカキツバタ間違えることはないとは思うのですけれど、
人によってはみんなアヤメなんでしょうか。もっとも、ことわざは、
『どちらも優れていて、選ぶのに迷う』という意味で使われるらしく、区別が、つかないという意味ではないから、気にしない方がいいか。むしろ問題は、菖蒲が、アヤメではなく花菖蒲だったときでしょう。
花菖蒲園ではハナショウブが水の中に生えている様に見えるが、あれは演出上の問題で水を引いているのであって普段は田んぼではなく、むしろ畑の状態が正しいのです。でも、鑑賞するときはどちらも水際で咲き、花も似ている。どう区別すれば…。実は区別する方法はあるのですが私の住んでいる地域ではまずハナショウブの花期は、カキツバタの後の五月中旬以降であるし、花の模様は白ではなく黄色というところが違う。さらに湿地帯に咲くハナショウブの原種ノハナショウブは、6月以降に咲くので比べるまでもない。
花形態学的に区別をつけるだけでなく、花がいつどう咲くかという季節植物学・花生態学的観点に立てばどうということはないのですが、一般人にはわからないことだと聞きます。私にはみんなが言っている“わからない”が、わからないときが多いです。馬鹿にしているわけではなく、知ってしまうとむしろ感動や驚きが無くて逆に寂しい感じが時折すると書いてみたかっただけだったりします…(続く)



月下美人の植え替え

2015-05-04 19:55:43 | ガーデニング
もう3年は植え替えていないだろう月下美人。
茎は木化し老化が著しいように見える。
葉状茎は、1.5mほどまで伸び重心が上にあって不安定だ。
案の定植え替え作業中、本日の強風で倒れて作業が台無しになる騒ぎが何度も。

これだけ苦労して作業したが根の老化も酷く、再生するかどうか疑問だ。
挿し木で更新した方が確実だが、花を見ることができる様になるまでまた数年かかることと
株が増えて管理が行き届かなくなることが明白なので今回は植え替えだけに留めた。
貧しく管理スペースもない辛いことになる。誰か引き取ってくれればいいがそういう人との付き合いはない。
ネットで売る気はない。要らぬトラブルに巻き込まれたくないからだ。
そういった人付き合いはもううんざりだから。
そもそも人付き合いが嫌なわけでこんな暮らししているのが結果なんだ。
さてさて月下美人今年は開花するだろうか
咲かない方に100ペリカw


花は次々と咲くよ2015

2015-05-03 14:12:17 | ガーデニング
とにかく暑くてへばる。6月、7月並みの高温で花の開花期も短くなる一方だ。
今シーズンは“放置”庭のため見事な花はないものの、芝生から昨年実生のバーベナが、年を越して開花した。
ただこのバーベナ、うどんこ病持ちで、冬でも葉の組織内に原因菌が残り、春になるとまた病気になる。
もったいないが古株は処分するか、切り詰めて新芽に春薬剤を散布する必要があるだろう。
とにかく面倒見られなかったので、赤花の株は刈り取り、他は古い枝は取り去って発病している葉は取り去ってみた。
またバーベナの花は次々に年中咲くが、一つ一つの開花期は短く、合弁花冠はするりと抜け落ちやすいため、切り花にも向かない。私はこの花をその特性から、押し花に利用してきた。どう作るかは秘密。
写真は、一年草タイプのもの(Verbena ×hybrid)の交配種からできた宿根草タイプと思われるので
冬越しできたのでしょう。銘柄・品種名は忘れました。ラベルも強風でどこかへ飛んでいってしまったw
日本名ではクマツヅラ科、バーベナ属 美女桜の宿根性品種と呼べるものでしょうね。
ではフォトをどうぞ。多少ピンが甘いのもスマホカメラ故。下手くそなのかもしれないけどw

  


今年の花の命は短くて

2015-05-03 13:00:14 | ガーデニング
やはり仮眠無しの夜勤はきつい
昼間家にいるのに何もできないまま花が終わっていく。
特に温度依存の花は,あっという間に枯れてしまう。
しかも、携帯カメラの復元の際に、バックアップを忘れいくつもデータが無くなった。
今日はいくつか花をあげておこう。
右はイキシア(Ixia hybrida)で、ムスカリのボール鉢にまぎれていたものをパチリ。
フリージアの写真は紛失したのが残念。他には自宅にはないがアヤメ科の園芸植物が、道ばたに逸出しているので、フォトに収めたいものだが、とにかく、連日暑い。めまいがするし、そういっている間に花はしぼむ。
困ったものだ。次にドイツスズラン(Convallaria majalis)。
5月から6月にかけて咲くが、4月の末には、もう散り始めているのもある。写真の右側の花序がもう花弁が茶色く枯れ始めている。ちなみに日本原産のスズランとこの園芸種のドイツスズランの差異は、形態学的にはいろいろあるのだが、この開花期は、花の中を覗くとよく分かると聞く。あとはWebで検索してみよう。
こういう記事を毎日記録できれば、花365日の記事でも書けそうだが、そんな気力はないw
今は何とか仕事に行き社会復帰中だ。何もうまく作業ができなかったけれど球根や宿根草は何とかなあるもので、
あまり好みでなあい何とかガーデンはみな宿根草が用いられているのも管理上の都合だろうかな。
とにかく今年は何も買わないガーデン。それでも花は咲いている庭となった。
G.W.は、どこもいけないのでいくつか記事をアップしておこうかな。
さてさて数年間放って置いた!月下美人をついに植え替えもするか。