天候は、曇り空。あまり回復しないが、
雨はなく、風もまだ強くない。
思ったより寒くないのはありがたい。
作業開始。
伸びすぎたアントワネット ソワレ。
ついに賭けにでることに。
吉とでるか凶とでるか。
お安いパンジーなら躊躇しないのだが、
超高級苗なんで、こんなにしてしまったことが気になる。
これに花が一つ着いていたからどれだけ
背が高くなり過ぎたのか。
他のはこのようなことになってない。
中に光が通るように、葉と托葉、花がらを
ずいぶん前に摘んだのだが。
全く枝がないところができた。
この写真では無理だが、主軸の一番下に
マクロレンズなどを使えばわかる、
小さな芽が膨らみつつある。
頂芽優勢といって、側芽の伸長が抑えられる
性質が、植物の生理にはある。
これ以上、背を伸ばすわけにはいかない。
仕方がなく天芽をピンセットで引き抜いた。
まだ葉も何も形がない芽が、
伸びることを期待して。
徒長した節をビオラなら切るところだが、
まだ上に蕾があるパンジーを切る勇気はない。
切るなら花が終わってからだ。
何もしなくても
広がってくれればいいのだけれど。
そうはいかなかった。
普通の「アントワネット」はこんな感じ。
最初に庭デビューした組の一つ。
まあまあな仕上がり。期待大。
昨日のうちに夜中に雨が酷くなる情報があり、
軒先に避難させたものをまた庭に戻している。
明朝は、また氷点下かもしれないので
またシートをかける作業をするついで
写真を撮る。
「プチグレース」はこんな感じに
このタイプは何もしなくてもこんもりなる。
ただ傷んだ葉を取り除いたり、
花がら摘みは欠かせない。
初売り最終組の「神戸べっぴんさん」も
ここまで咲いてきた。
花がらを摘めば、その脇から芽が伸びるタイプで
これからが本気モード。
花が少ないようだが、
終わりかけの花を摘んだ後の様子。
順調に芽は吹いてきている。
こういう品種はある意味楽だが、
春になったら花がら摘みで
疲れるだろう。
大輪の品種は枝が伸びず、
花数が上がらない心配がある。
中輪、小輪パンジーは花がら摘みや
枯れた葉などを摘む作業が大変。
パンジーは簡単というが、
意外と面倒なもの。
たくさんの苗を買って
植え付けられるだけの財力が
あればいいのだが、
もうないのだよ。
「所詮、戦いは数だよ」
愚痴を言っても仕方がない。
ボールプランター、一鉢一株植え
この作戦に変更なし!