今年は寒暖の差が激しく、しかも台風の来襲も何度も何度も何度も~♪
そのせいか普段見られない、狂い咲きが見られた。ソメイヨシノなどの桜は珍しいことではない。各種の桜が狂い咲きをしていた本年度。葉が痛み植物ホルモンの関係で休眠が打ち破られ、本来、春開く花芽の一部が目覚めてしまう。これが狂い咲きのメカニズム簡略説明。日本の樹木の多くは、夏から秋までに花芽を完成させて休眠しているのだ。ここで私のまたまた想像仮説。狂い咲きの順は、春の開花の順序と逆順で開く。だけれども気温などの要因で狂い咲きが起きないものがあると。今年驚いたのは、なんと梅の花が狂い咲きしていたのだ。十二月なら冬至梅が咲いたで理解できるのだが、十一月初旬のことだったから早い開花とは言えない。狂い咲きだ。他人様の庭なので証拠写真を撮れなかったのが惜しい。
今回紹介するのは私は初めて見たヤマボウシの園芸品種と思われるものの狂い咲き。ハナミズキとの雑種であろうか、種の同定まではしなかった。またうつ病を理由にしてしまうのも自分自身嫌だけど。ただし、皆が花びらと思っている苞(総苞片)が開いただけで真の「花」が開花できたかどうかは確認していない。気温が低いため残っていたのだろうか。健康上の理由で外出できなかったので未確認だ。また、タニウツギ系の園芸種も紹介しておこう。こういうのはちょくちょく咲いているので、狂い咲き順の例外と勝手に思っている。他にもいつものようにシャリンバイも咲いているし、今年は狂い咲きオンパレードだわ。