塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

18日長野パルセイロがセレモニーを企画

2012-11-13 22:06:35 | 日記
 今季ザスパ草津から長野パルセイロに移籍した佐田聡太郎選手の現役引退が発表されました。

 まだ28歳と傍から見れば引退には早すぎると思いますが、僕たちは彼の意見を尊重し、受け入れなければいけ
ません。

 18日は試合終了後、退団する薩川監督と佐田選手のセレモニーが行われます。

 僕は今36歳ですが、自分より年下の選手たちが

 「現役引退」
 「解雇通告」

 を受けていく姿をみるとやはり寂しさを感じますし、逆に同世代が奮闘している姿には勇気づけられます。

 選手は多くが結婚しており、解雇、引退は生活の術を失う形になります。

 ですから引退を若いうちに決断した彼らは、当然葛藤もあるでしょうがある意味潔い部分もあります。

 コーチや解説、貴社などサッカーに携われる仕事に鞍替えできるのは、選手のなかでもごく一部ですから、一般
企業に勤めるためにはどうしても年齢が低い点が有利になります。

 僕も一般企業に勤めたことが無い為

 「パソコンやファックスといった通信機器」
 「営業や会社内での会議」

 など未体験ですし、新しい環境に挑む選手たちには面食らう状況もあるでしょう。

 長野パルセイロに限らずサッカークラブが選手たちに

 「あの球団に在籍できてよかった。」

 と思って貰える、そんな歩みが出来たならととえも嬉しい出来事です。

 サッカークラブと選手の出会いも結婚と同様に相性がありますからね。
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利便性の背後の中で

2012-11-13 21:48:44 | 日記
 「国民皆保険」

 大国アメリカですら叶うことのないこの医療制度を考えると、つくづく日本に生まれて良かったと実感し、
安堵します。

 今日の午前中、昨日からの体調不良を治すために病院に出かけた際に、改めてそう感じました。

 僕は風をひくと常に喉を傷め、そのひどさは病院側も驚くほどで最近は点滴をうって、痛みを緩和させるく
らいです。

 例えば僕も長野パルセイロも

 「ボトルキャップ」

 の回収に協力することで、アジアの子供たちにワクチンの提供が受けられるようになれば良いと思っていま
す。

 カンボジアやラオスでは子供たちも重要な働き手ですから、学校に通えない子も大勢いるんですね。

 そんな彼らに適切な医療が与えられるようになると良いのですが。

 日本に限らず先進国は常に利便性を求め、携帯電話やタブレットの開発に余念がありませんが、案外ここに
落とし穴があると感じます。

 その落とし穴というのは

 「感覚の欠如」

 です。

 池波正太郎先生は作品の中で度々

 「昔の女は祖母の手助けがなければ子育てができなかった。
  また今のように機械が発達しているわけでは無い為、炊事、洗濯、掃除を同時進行で行ったものだが、だ
  からこそ感覚が養えたのだ。」

 とおっしゃています。

 この文章は今便宜的に僕が意訳したものですが、先生は感覚の鋭さが人間に不可欠であることを、作品の中
で説いています。

 日本が再びU-20ワールドカップを逃したのも、コンピュータに依存しすぎる点があるような気がします。

 選手たちも

 「声が出ていなかった。」

 と認めていますが、携帯やパソコンが相手では声を出す機会は不要です。

 機械に頼りすぎると自分の感性、そして危険察知能力がどこか鈍くなるような気がするのですが、日本の
選手たちが大人椎と呼ばれるのも、機械の発達が背景にあるにかもしれません。
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二日酔い、その恐ろしさ

2012-11-13 00:36:32 | 日記
 「モンペリエは重度の二日酔い」
 
 ワールド・サッカーダイジェストの2012年10月4日号、92、93ページに掲載されたコラムを
要約すると、上記の言葉になるでしょうか?

 執筆するフランソワ・ベルドネ氏が、モンペリエのオーナーである「ルル」が、昨シーズンの優勝に選
手が舞い上がり、

 「給料の増大」
 「出来なければ契約解除か、移籍を認める。」

 という高圧的な態度に出ている点を嘆いていると指摘しています。

 なるほど、リヨンが7連覇という偉業を達成した背景には、選手たちが勝利の美酒に強かった、つまり
報酬の法外な値上げよりも、クラブの代謝が早かったという点もあるでしょう。

 モンペリエを退団したジルーのように、スモールクラブは選手の引き留めが難しいですからね。

 僕も酒は飲みますが、強くはありません。

 しかし二日酔いで他人に迷惑をかけたことは、一度もありません。

 それは僕が眠くなり顔が明るむからですが、他人に迷惑をかけてまで酒に浸りたいと考える事がないため
です。

 この勝利の美酒に対する二日酔い

 ベガルタとサンフレッチェは今のうちから覚悟しておくべきです。

 クラブ・ワールドカップ出場は非常に名誉ですが、出場すれば当然選手の市場価値が上昇する点だけは
間違い無い為です。

 しかしこんな甘美で美しい酔いならば、選手も監督も一度は戴冠したいでしょうね。
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代理人、そのタフさと交渉力

2012-11-13 00:26:34 | 日記
 どの地域でもサッカーを愛する子供たちの目標は、プロとしてサッカーで生きてゆくことです。

 その一方で、選手としての自分を早い段階で見限り、アシスタント・コーチやマネージャーに活路を見出す
事ができるのも、サッカーの魅力のひとつです。

 例えば日本野球。

 どんなに学生野球、都市対抗野球で素晴らしい結果を残しても、アマチュアがプロの監督には為れません。

 野球日本代表の監督人選は、今後も日本人であり続けるでしょうが、サッカーは国籍を問わず代表監督を指
名できることも大きいですね。

 勿論、ブラジルやアルゼンチンのような例外もあります。

 また、欧州では代理人の需要が高く、選手とセットで語られることも多いですね。

 中田英寿がペルージャに移籍した1998年、日本のサッカーファンは

 「セリエA」
 「カスタニエル」

 と言う言葉の他に、代理人のブランキーニの名前も知る形になりました。

 日本ではロベルト佃氏が一般的に知られていますね。

 欧州では

 イブラヒモビッチとミノ・ライオラ
 ロナウド、モウリーニョとジョルジュ・メンデス

 の関係が広く知られています。

 代理人は運転中でも携帯電話を手放せず、スマート・フォン全盛期の今でも2台持ちは当然の形でsy。

 タフなメンタルと類まれな外国語の感覚、そして交渉力。

 代理人に求められる要素は多々ありますが、一番大切なのは当然選手との折り合いであり、同時に睡眠
不足に強いことでしょうね。
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