12年ベトナムに在住していると「12年間の車事情」は目を見張るものがある。
12年前にハノイに来た時には「ノイバイ空港からTrung Duy Hung」のホテルまで信号が3-4個しかなったのを思い出す。
中心街でも「舗装がされていなくて、埃っぽかった」街灯も少なく「町全体が暗い印象だった」
もちろん走っているのも「自転車」「バイク」が多く、車は「タクシー、バス」のほかは「薄汚れた中古車」
主に走っているまともそうな車は「青ナンバーの政府の車」しかなかったことを思い出す。
あれから12年たちハノイは大きく変わった。インフラ、道路は広くできるところは「歩道や緑地帯を削り広くなった」交差点は立体になり、
店が新しくなっておのずと町が明るくなった。そして「車の数は格段に増えた」そしてあの頃では想像もできなかった
車も「見るようになった」(ローイスロイス、ランボルギーニ、ポルシェ、ベンツなどは数多く普通に走っている)
もちろん「ベトナム国産車のVINFASTも増えている」、タクシーも「ビングループの全社EVの会社」や、grabバイクでも
全社「電動バイク(VINFAST)」製の会社もできた。12年間で「大きく変わった」
あの頃は全く見なかった「大型のピックアップトラック」や「ランクルや4WDのRV車も増えている」
そんな中、先日「ミッの散歩時」、洗車屋さん(ベトナムでは洗車機はほとんどなく、人件費の安さから「手洗い洗車」
が主流である)で「格好いい4DW車を見た」 その時自分は「ジムニーの5ドア(日本では未発売)」と勘違いして
写真を撮った、それほどなぜかかっこよく見えた。最近はベトナムでも裕福な若者が多く「普通の給与では買えない高価な自家用車」
を買い「かっこよく仕立てて乗っている」うらやましい限りである。しかしそれらの人多くが「親の政府系の七光りのバカ息子」
が多いのも事実だ、まじめに「働いているコネの無い弊社の社員のような境遇の人」は不公平感を持っていることは確かである。
社会主義の理念は「みんなが平等に豊かになる」事だが、ベトナムを見る限り「コネのあるものがお金も持つ」と言う
悪しき状況がはっきりとみられる。そんな中で富めるものはますますこのような贅沢を謳歌する。
それが今のベトナムである。
なかなかかっこいい。乗っているのは「若者だった」 その車を
彼の親以上の年齢の男女4名が寒い中、もちろん水で手洗いし、それを
「ボンボンであろう彼は、タバコを吸いながら彼女を侍らせ、何かしら
洗車人に大声で注意していた」
車はかっこいいが「彼はカッコ悪い奴だった」