きくおに行く。
2回目である。
店名 | 和食屋きくお |
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住所 | 広島県広島市中区幟町8-22 |
アクセス | 広島電鉄銀山町電停より徒歩3分 |
電話 |
050-5289-6802
※お問合せの際は「ホットペッパー グルメ」を見たと言うとスムーズです。 ※お店からお客様へ電話連絡がある場合、こちらの電話番号と異なることがあります。 |
営業時間 | 月~土、祝日、祝前日: 17:00~23:00 (料理L.O. 23:00) |
お問い合わせ時間 | いつでもお気軽にお問合せください!! このお店は営業時間外でも ネット予約できます。 |
ネット予約受付時間 | 即予約 来店日の当日21時まで受付 リクエスト予約 来店日の前日17時まで受付 |
定休日 | 日
月曜日が祝日の場合は、日曜営業・月曜休みです。 |
https://www.hotpepper.jp/strJ001185970/ | |
カウンターで日本酒を。
美しい、日本酒みたいに美しい。
お酒の名は雁木。
山口には獺祭以外にもいいお酒がある。
ポテサラ、玉子焼き、グラタン、この辺り気になる。
鶏唐揚げも気になるなあ。
鹿ステーキ、迷う。
しからば、どう一手するか。
付きだしはもつだっけ?きもだっけ?忘れてしまったのです。
気持ちのいい食べ物だったと記憶。
まずはポテサラ注文。燻製たまごのだ。
ほほう、でかいですな。
たまご、コショウ、燻製化された香り。
食べる前から酒に合う。
日本酒、くぴり。
晴れ晴れと甘さがあって、でもスッキリと美味しい。
「海鮮グラタンをください」ムシマルは言う。
お時間をいただきます、からのしばらく待っての到着。
グラタン。洋ものかと思いきや、和鍋で土鍋でぐっつぐつ。
「お熱いのでお気をつけて」
という指摘に、ますます食欲が上がる。
これは、赤ピーマンと、お魚?なんか切り身っぽい感触が匙から伝わってくる。
はむ。
あっつ、うまひ。
チ-ズと化した海で泳ぐそよぐサケっぽい切り身がこうばしい。
ワインにも合うであろう。
冬に会いたい。
薫れ、閉じ込められた乳製品の海から魚。
そうしているうちに酒が乾される。
もう一杯、今度は竹鶴。
うわ、酒っぽい。
バッカスの手先みたいに心地よく回す。
ちょいこっちのほうが海鮮グラタンに合う。
魚の切り身が多いのか、エビとかタコとかよりも。
おいしくいただく。
あとお酒、残ってるのでもう一品頼もう。
「大将、なんか一品ください、700円くらいで」
「何か希望はあられますか?」
「お魚をいただいたので、お魚以外で」
「・・・・わかりました、お肉系で何か作りましょう」
突然の無茶ぶりに対応してくださる。
何が出ても基本おいしいだろうなという期待と、自分じゃ悩んで決められんなってしまった優柔不断が招いた罠。
罠?
おお、「鶏肝の煮込みを玉子とじしたものです」と。
普段はタマゴでとじてないみたいらしい。
ぱく。
とじてしまった。
旨さの鎖国完成しちゃった。
ご飯にかけたい。
でも単体でお酒に合う。
肝の「ちょっと独特の風味」がたまごでなんか収納されちまってまして、お酒に合う。
机上の空論な東京オリンピック並みのコンパクトな快哉である。
おいしかったよお会計。
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