おまちの方へ歩いた時。
気になっていたお店に行く。
『宝』という天ぷら屋さん。
お昼は丼定食を供してくださっているお店。
店名 | 宝 |
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ジャンル | 天ぷら、割烹・小料理、うなぎ |
予約・ お問い合わせ |
082-244-8848 |
住所 | |
営業時間 |
11:00~15.00 ランチ営業、日曜営業 |
定休日 |
ナシ |
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|
お店はどうやら狭いようで、入り口には「ピーク時には相席をお願いします」的ただし書き。
外から中がうかがえないなー、待たなくて大丈夫なのかどうかわからん。
入る。
大丈夫だった。
とはいえ、カウンター5人席の左カップル右女性二人組という間にある空席にムシマルの身をねじ込む。
ふう。
注文はどんどん丼尽くし。
ああ、ああこの時期(冬)は「牡蠣天丼」やってるんだ!
(決心が鈍るな…)
ムシマルは入る前に決めていたメニューがあった(店前にもメニューが置いてある)けれど、ぶれる。
どうすればいい、最適解は?ベストでなければベターでも!
「地アナゴ天丼(1,400円)をください」「はいっ」
大将は一人で切り盛りされている。大変そうだな。
頼むとちょっとして、なんか来る。
天丼か、これが!
もちろん違っていて、天丼の付け合わせというかお漬物と天つゆと・・・白い黄色いのは・・・大根と柚子のすりおろしらしい。
大根おろしは、好きだ。
この世でもし、人類にネギか大根おろしかどっちか薬味を失わないといけない決断に迫られたら、
その最終決断者がムシマルであればムシマルは
大根おろしを残すだろう。
煩悶はするだろう、涙も流すかもしれない、だが大根おろしは残す。残すし、おろす。
そういあれをあれしていたら、丼を大将が差し出したので、受け取る。
お盆に着地。
最初に思ったことは。
バッファローマンに似ている。
『キン肉マン』に出てくるかっこいい敵超人。
そのシンボルであるビッグホーンそっくりな、反り返った見事な上辺のそれ。
これがアナゴだった。
丼サイズにはみ出ることおびただしい。
これは、どうなんだ。丼の枠からはみ出てないか、物理的に。
食べ方を迷う。
(このアナゴ天があると、バランス悪いからこれだけ別のところにのけて普通に天丼としていただき、合間にアナゴイートする?)
あ、そもそも天つゆと大根おろしはご飯に直接ぶっかけた方がいいのかしらん?
迷うけれども、物撮りでアナゴだけを取り出す、撮る。
バッファローマンに似ているといったが、単体で見るとこれ・・・・・・・・チュロス!チュロスに似ている。
逆にチュロスが、穴子天に似ている。
がじ。
お箸で取って撮った勢いでついばんでしまう。
さくがりざくぃぅ、みたいな何とも言えない歯ごたえ。
歯ごたえと、そこからの弾力。
味に変化をつける調味料、たくさん。
塩が3種につゆ。カレー塩なんてのもある、変化球だ。剛球投手の変化球だ。
こっちはウナギようだから別か。
大根おろしと別々に使うのか、一緒に混ぜてしまっていいのか?
迷いながらとまどいながらつけてみる、カレー塩をあなごにかけてがりがり。
ごはん向けのジャンクさを持った味に変化。
お味噌汁も、腑に落ちるように美味しい。
アナゴ以外天婦羅はナスにししとうに舞茸に大葉にと・・・7種類くらいある。
ぱくぱく、ぱくぱくと。
お米6粒以外は完食。
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