ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

西条酒蔵通り『ほろよい散歩』⑥:酒蔵『福美人』は元お酒づくり学校?

2016年06月17日 19時33分20秒 | 広島・東広島市(西条多め)


 

だめだー。

さっきの店で十分に呑んでしまって、そしてそこから次の飲み屋酒蔵に行くのに迷ってしまったのだ。

でも、なんとなくわかってきた。

 

この角ではないか!

方向音痴ではなくて、雨降っているから地図見るのが面倒くさいので適当ステップなのだ。

煙突を目指せばいい。

ほらね。

 

『福美人』。

・・・おたふくみたいなイメージをしてしまうな。

 

おお、中は広い。

一クラスくらいなら、いや2クラス分一度に記念写真を撮ることができるのではないか。

 

誰かいる、と思ったら水を汲んでいる。

そういえば別のところでも井戸があって水を汲んでいる方がいたなー。

井戸水いっぱい西条町。

 

お、手書きの説明文だ。

(さあ)(さあ次は)(いよいよ)がラップの合いの手みたいでなんだかかわゆい。

 

 

 

 

 

カープたる募金というものが広島カープ設立当初にあったらしくて、

樽に募金をお願いして財政難をなんとか乗り越えたとか。

そのときに使われたのがここ福美人の樽だというのだ。

 

解散しそう、っていうかほぼほぼ解散本決まりのところを後援パワーでなんとかなったとか。

エピソードはこちら

福美人の樽説明ばなしはこちら

カープ話はすごいな。

 

 

わ、試飲させていただく。

このチケットと引き換えにしてな。

 

なかなか飲みやすい。辛くない。

「ひめあま」は、お名前のせいか甘く感じる。

ムシマルが犬だったらちびちび嘗めてるぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

酒なんとか学校みたいな看板があり、

HP説明文を見ると 『すぐれた酒造りの技能のため、全国より杜氏が学びに訪れたため福美人は「西條酒造学校」とも呼ばれました。』とのこと。

 

 

 

「しずく酒」。

うーーん、名前にそそるものがある。

 

「ひめあま」っていう名前もかわいらしい傀儡性がある。

ネーミングセンスって大事だな。

 

でもなんでチケットと引き換えにお猪口じゃなくて、オリジナルキャンデーじゃなくて「ひめあまカップ一杯」試飲という選択肢にしたのか。

お猪口がもう、3つくらいあるからもういいかーってだんだん思ってきたのかも。

 

もう酒をのむ吞む。

 

 

うむむ、おいしい。


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西条酒蔵通り『ほろよい散歩』⑤:『酒泉館』。酒蔵「賀茂泉」のお酒がお試しできるお店。

2016年06月16日 19時12分01秒 | 広島・東広島市(西条多め)

お酒は煙突のある所ばかりじゃない。

 

ふらふらと歩いて、パン屋さんや観光案内書に寄って、酒蔵以外にもいっぱいお店あるなーとのこのこ歩いていた。

傘を差して。

 

(時刻は13時半・・・。

 ちょっとお腹減ったなー。)

 

『酒泉館』。というところに着く。

 

レストランかなんかかな?

入る。

 字がいっぱい書いてあるから、撮影時ちゃんと読んでいなかった。

読んだのは、というよりも見たのは、『コーヒーの絵』。

 

ああ休憩できるのだな。

なんかの記念館かな。

 

入店。

 

『お酒の図書館』だって。

 

確かに、お酒の本が各種ありました。

でもテレビもあって、窓もそこそこの広さで、書斎って感じ。

 

いろいろ見て回る。

あれ、酒造りのところだけではないのか?

なんだか古典的な和風さ。

かまど、じゃない。

 

藍染めのところらしい。

体験ができるらしい。

 

 

 なかなか古めいたいいものがある。

 

何に使うかもよくわからない器機。

やけに液体がいっぱい入りそうなガラス容器。

歴年の錆が染みついた道具。

 

いっぱい。

 

と、ふらふらしている。

唯一お店の人がいる部屋に、やっと入る。

 

靴脱ぐのか?履いたままか?

思って迷って逡巡していると。

 

「どうぞ靴そのままで大丈夫ですよー」とご案内いただく。

 

売店兼カフェ?

お酒を売っている。

 

あ、パンフを見てこの時点で知る酒泉館情報。

元・広島県醸造試験場西条清酒醸造場。

で、今は賀茂泉のアンテナショップみたいな感じかー。

リンク情報はこちら

 

売り物をのこのこ見ていると。

「どうぞ、その『ほろよい散歩チケット』使えますよ」

 

は、ムシマルがチケットを持っていることをなぜ知っている!?

一瞬怪訝に思ったが、考えてみたらほろよいセットのバッグを持ったままだった。

 

 

よし、座ってみる。

 

 

ううーーん。

 

来た。

 

賀茂泉 大吟醸 皇壽

 

今まで言っていませんでしたが、この賀茂泉さんでは「冷酒グラスor大吟醸酒の試飲」というチョイス。

ムシマルは実を取った。

実っていうかお酒を。

 

こきゅ。

うわはぁ。

いい酒を呑んでしまった。

 

美味しいお酒を日本酒を飲んだ呑んでしまった時に口の中に広がる華のような芳香。

あれが来た。

クフ王の棺と一緒に入っていても平気なくらいの格。

ムシマルがその時に記したメモによると

『めちゃめちゃあまやか。口のなかばくだん』

 

ああ、座っちゃったし美味しかったし、ちょっと追加で頼んでしまおうか。

うわグラス108円からある。

安いなー。

 

しかしお得そうなのはこれか。

賀茂泉飲み比べセット。

 

「おつまみも一緒で、飲み比べセットください。」

この発言。

のちにムシマルの眠っていた何かを呼び覚ますというか、眠くなってしまうというか。

 

来た。

おつまみは3種盛りで324円。格別に安いな。

キュウリと煮干しとワサビ漬け。

 

 

お酒はこんなだ。

言うても500円(税込み540円)だからそんなに大したことにだろうと思っていたが。

並ぶと壮烈。

 

「お酒のご説明をさせていただきます」と女の子店員さん。

「右からだんだんと熟成年数が長くなっています。

 一番右(生酒)は加熱していないお酒で、熟成年数1年未満です」

「こちら(本仕込み)とこちら(純米吟醸)はどちらも一年程度です」

「こちら(山吹色)は2~3年で、こちら(古酒)は4~5年です」

 

「だんだんと色が山吹色になっております」

 見事な説明。

ムシマルが偉い人だったら、『ノーベルよく説明できましたで賞』を上げたくなる。ノーベル賞の価値をぐっと落としそうな賞であるが。

 ああ、確かにグラデーションが利いている。だんだんと、黄色っぽくなっている。

 

ムシマルはお酒を呑みながら評価をメモったんで、ここに書くね。

 

生酒:

喉ごしすっきり

毒のない蛇に噛まれたみたいなキレ

 

本仕込み:

一番くせがない?

チーズ合うかも。

 

純米吟醸:

賀茂泉の代表格って言っていた。

しゃきっとしている。針治療みたいな刺激。

ジャブとアッパーが同時。

 

山吹色:

やわらかい。

タコのごとし。

おっとりする。

 

古酒:

刺激はないけど風味が残る。

 

 

ああ、お酒が思ったよりも多いなーと思ったら

ワサビ漬けがつーーんと来た!

 

美味しいけれど、ちょこちょこと食べていたらおつまみが尽きた。

 

すみません、もう一つのおつまみもー(おつまみは2種ありました)。

もう一つのおつまみとは、オリーブオイル冷奴。

オリーブオイルとお塩でいただく。

 

わーいオリーブオイルだ、もこみち氏みたいに上空からふぁさーってやろうと思ったけれどなんかすごくこぼしそうだからやめようね。

 

音楽が流れる。

中島美嘉だっけ?甘えとか弱さじゃないってうたわれている。

 

ぱうく。

冷奴に塩、なかなかどうしていい。

シンプルで酒殺しみたいな。

 

醤油の冷奴が順蹴りとしたら、塩は正拳突きという感じ。

威力は醤油かもしれないが、どことなく最小動作というか削る美意識がある感じ。

 

オリーブオイルはそれをふわっとさせてしまう。

 

 

 

 けっこう面白いおつまみを出すな、という評価。

 

空になる。

 

いやいやいやいや、けっこうちびちび。

一時間くらいいたのではないか。

 

昼居酒屋みたいな使い方をしてしまった。

 

でも賀茂泉について、だいぶわかった。

ぜんたいにやわらかいお酒なんだなーと。

 

あー、しまったかな最後に大吟醸『皇壽』をいただく方がよかったかな。

あの豊潤さを最初に味わってしまうと、

100%果汁ジュースを飲んでから果汁10%くらいの飲んじゃったような物足りなさがあるようなないような。

 

でも酔っていないうちにいいお酒を呑めたのはよかったかも。

酒粕のアイスかケーキも売っておられ普通のカフェ使いもできるのです。

 

 

東広島市日本酒の普及の促進に関する条例が制定されているとここで知る。

 

最初の乾杯は日本酒奨励みたい。

びっくり。

 

 

 お会計は---

1,200円しなかった。

びっくり。

 

 

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西条酒蔵通り『ほろよい散歩』④:酒蔵『亀齢(キレイ)』はうどんも作っているハイブリッド。

2016年06月15日 18時59分33秒 | 広島・東広島市(西条多め)

今度は『亀齢』という酒蔵に。

 

こちらもそんなにひとつ前のところから遠くない。

 

煙突に、カタカナで読み方が書いてあったから分かったけれど『キレイ』と読むみたい。

へー、響きがあれですね、美しさ寄りですね。

 

直売所みたいなところが大きい。

別の酒蔵でもシャツや前掛け売っていたけれど、ここは売り場が広めな気がする。

わ!

うどん売ってますようどん麺。

リンクはこちら。

 

酒粕アイスみたいなものも売っていた気がするが、

もう七蔵回ったらここだったか別のところだったか自信がない。

 

 

 

あ、ここの売り場『万年亀舎』って書いて『まねきや』って読むんだ。

 

――――このセンス、好きだなあ。

 

3蔵目ともなれば、慣れてくるムシマル。

くださいな。チケットぴらっ。

 

お猪口をいただく。

 

「試飲していくかね」

 わーいおねがいします。

 

くぴくぴ。

あ、キレッキレ。

「『吉田屋』っていうお酒だよ。ここの昔の屋号から取ったお酒だよ」

 

ほかの販売店や店では売ってない、ここに来た時だけの限定酒ですいかがですか?

うう、『限定』という言葉には弱い。

ここに来ないと呑めない買えないっていう。

 

悩むが、そっちのお酒は720ml。

ちょっと手提げかばん1つで小雨の中歩く身には辛いかもしれない。

 

お酒購入を諦めた。

高知の辛口ともちょっと違うというかそれよりは軟らかめ。

 

うーーん、さっきが鶴(西條鶴)で、こっちが亀か。

めでてーーー!!

 

つるかめつるかめ。

 

 

 

 

 

 

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西条酒蔵通り『ほろよい散歩』③:煙突が現役。酒蔵『西條鶴』で絵葉書を。

2016年06月14日 08時33分25秒 | 広島・東広島市(西条多め)

次の酒蔵は、と。

白牡丹の、ほぼお向かいじゃないか!

距離8mとかそれくらいの体感。

 

ランプシェードがかっちょいい・・・・・・。

 

『西條鶴』さん。

 

ギャラリー兼通路みたいになっているのか。通路を抜けると?

 

おお、煙突のふもと(?)まで来れた。

 

「西條」で、『西条』じゃないんですね。

むかしはこの辺りを「西條」って言っていて簡略化して西条になったのかなあ?

 

西条にある酒蔵さんのなかで、この煙突だけ現役なのだそうです。

現役と現役でないやつ、見分けがつかないね。

 

 

よし、煙突も撮ったし、チケットを見せるか。

 

 戻る途中に、番傘発見!

 

かっこいいなあ、なあ!

 

民芸品というのか、小道具の雰囲気がかなりストライク。

 

商品販売所のようなところがあり、そこはお店のひと常駐されていないみたい。

「御用の方はお押しください」的な表現。

 

押す。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

ムシマルは絵葉書を手に入れた!

絵葉書は何枚か選べました。

煙突がいいよな、一個だけ現役というレアなものなら。

 

 おススメなんかもある。

 

 

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西条酒蔵通り『ほろよい散歩』②:白牡丹が最初に行った酒蔵だけど歴史すごい

2016年06月13日 07時51分08秒 | 広島・東広島市(西条多め)

地図で見ると、

駅を背中にして、左側の方が対象酒蔵多かったみたい。

じゃあ左の方に行ってみよう。

 

『酒蔵通り』。ネーミングがそのまんまでいいなー。

 

『ブールパーク』もあるけれどなんじゃろう。

 

煙突を目印にしていく。

おお、蔵だ。

 

赤茶色い瓦。

 

入る。

 

ジャパニーズの古い雰囲気。

あ、タヌキがお出迎え。イメージキャラなのか、もらったパンフにもあった。

飲ん太くん、だっけ?

さて。いよいよ。

でゅふふふ。

『ご自由にお飲みください。』

酒をだ。

やばい。

 

この一杯でもうムシマルは車はおろか自転車も乗れなくなる。

言語中枢にも影響が出るかも。切符をなくすかもしれない。

 

酔う前から手ぶれ。

 

ぶるぶるぶる。緊張ではなく武者震いだ、みたいな。

 

お酒をいただきながら、蔵元説明のキャプションを読む。

島左近の子孫が酒造り!!

 

びっくり。

学校の授業とかテレビゲーム『戦国無双』くらいの知識しかないですが、

石田三成に過ぎたるものが二つあるうちの一つの血族が!

 

 

 

今回だけ特別ってわけではなくて普段からギャラリー開放されているのですな。

 

照明やら桶やら、

ラベルやらが飾られていて古民家好きの片鱗があるムシマル、気に入る。

 

(でも、七蔵あるんだ。一蔵にどれくらいの時間配分をすればいいのかわからないの)

 

さっそくにチケットをお店の方に見せる。

はい、こちらですね。

 

お猪口をいただく。

 「うちのは横ではなくて底に名前が入っています」

 

わーーいありがとう。

 

 

 

 

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今日のまとめ。

〇『白牡丹』は島左近ゆかりの酒蔵。