「『細いスピーカーケーブルは低音が出ない』は本当?vol.2」の続きです。
ここまでの2つの実験結果からは「細いスピーカーケーブルで低音が出なくなるというのは嘘」となりました。
次に実際に細いケーブルで聴いてみました。
ケーブルの太さは0.5スケアです。
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当社の標準ケーブル(3.5スケア)に比較すると1/7です。
音色は線材の種類や構造によって異なりますので
ここでは「低域が出なくなるか」という点のみ評価します。
試聴は前回同様
JAZZ(茶色の小瓶/角田健一ビックバンド)、クラシック(剣の舞/ハチャトリアン)、
ポップス(Blue eyes ble/クラプトン)の3曲です。
結果ですが・・・
やはり低域が出なくなることはありませんでした。
計算値、シュミレーション、実際の試聴
3つの結果とも「細いスピーカーケーブルで低音が出なくなるというのは嘘」となりました。
では雑誌等で「細いスピーカーケーブルで低音が出ない」と書いてあるのはどういうことでしょう?
理由はいくつか考えられます。
1、一般に太いケーブルは高価で、細いケーブルは安価です。
これらの差別化を図るためと考えられます。
つまり、低音が出ないのならば安いケーブルは止めて、
高いケーブルを買おう!ということです。
2、見た目の問題があります。
「太いケーブルは低音がでそう・・・」
3、ケーブルが細くなると音がソフトになります。
その結果、低域に迫力がなくなり
「低域の迫力がない」→「低域がでない」となった可能性はあります。
こういった基本的な事柄は今では雑誌では真剣に取り上げません。
それは「細いスピーカーケーブルで低音が出なくなるのか?」という実験をしても雑誌が売れないからです。
雑誌もメーカーも販売店も皆営利団体なのでしかたのないことです。
ところで、
細いケーブルでは低域は落ちずにソフトになるのですから
これを生かしたケーブルを考えてみましょう。
例えば、キンキンと刺激的な音を出すスピーカーに
あえて細いケーブルを組み合わせることで
意外に良い!という結果にならないかという目論見です。
次回に続きます。
ドイツ・クアドラル社のスピーカー『ロジウム200』のキャンペーンを行っています。
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(詳細はこちら)
ここまでの2つの実験結果からは「細いスピーカーケーブルで低音が出なくなるというのは嘘」となりました。
次に実際に細いケーブルで聴いてみました。
ケーブルの太さは0.5スケアです。
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当社の標準ケーブル(3.5スケア)に比較すると1/7です。
音色は線材の種類や構造によって異なりますので
ここでは「低域が出なくなるか」という点のみ評価します。
試聴は前回同様
JAZZ(茶色の小瓶/角田健一ビックバンド)、クラシック(剣の舞/ハチャトリアン)、
ポップス(Blue eyes ble/クラプトン)の3曲です。
結果ですが・・・
やはり低域が出なくなることはありませんでした。
計算値、シュミレーション、実際の試聴
3つの結果とも「細いスピーカーケーブルで低音が出なくなるというのは嘘」となりました。
では雑誌等で「細いスピーカーケーブルで低音が出ない」と書いてあるのはどういうことでしょう?
理由はいくつか考えられます。
1、一般に太いケーブルは高価で、細いケーブルは安価です。
これらの差別化を図るためと考えられます。
つまり、低音が出ないのならば安いケーブルは止めて、
高いケーブルを買おう!ということです。
2、見た目の問題があります。
「太いケーブルは低音がでそう・・・」
3、ケーブルが細くなると音がソフトになります。
その結果、低域に迫力がなくなり
「低域の迫力がない」→「低域がでない」となった可能性はあります。
こういった基本的な事柄は今では雑誌では真剣に取り上げません。
それは「細いスピーカーケーブルで低音が出なくなるのか?」という実験をしても雑誌が売れないからです。
雑誌もメーカーも販売店も皆営利団体なのでしかたのないことです。
ところで、
細いケーブルでは低域は落ちずにソフトになるのですから
これを生かしたケーブルを考えてみましょう。
例えば、キンキンと刺激的な音を出すスピーカーに
あえて細いケーブルを組み合わせることで
意外に良い!という結果にならないかという目論見です。
次回に続きます。
ドイツ・クアドラル社のスピーカー『ロジウム200』のキャンペーンを行っています。
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