お昼は1時がちょうど良い

在宅療養生活で見たこと、思ったこと、を伝えます。

回顧録 28

2015年12月14日 | 回顧録
慶弔休暇の1週間が終わり職場に復帰する事になりました。



「主夫」という立場になり正規社員の様にフルタイムで働く事が難しくなったので、会社側と相談して9~16時迄のパートタイマーに契約変更しての再出発となりました。



それは、取りも直さずお金にならない仕事(家事)が増えてその分賃金収入が減少する為に経済的に苦しくなる事を意味するのです。



これが母子世帯であるなら、行政に手続きすれば「母子手当」給付という流れになるのですが、不思議な事に父子世帯に対しては「父子手当」というのは存在しないのです。思わず唇を噛み締めましたね。余りに不条理なので。



それでも何とか遣り繰りしていましたが、経済的なプレッシャーが輪をかける様に自分の身体の不調の度合いは更に増し加わってきました。



どの位日数が経過してからか忘れましたが、ある日、体がまるで悲鳴を上げたかの様に動かなくなったのです。それは日を追って増えていって、1週間に1日から次第に2日、とうとう出勤できるのが1週間に1日となってしまったと思います。


これでは流石に仕事に行く意味がありません。そうこうしているうちに雇い止めとなり雇用契約は終了してしまいました。労働基準法では就労に相応しくない健康状態の人を労働させると違反になるそうなので、これは致し方ない事でした。


収入が途絶えてしまうのかと思うと、心身が更に追い討ちを食らったかの様に萎縮してしまい、気持ちも思い詰められていき途方に暮れるばかりです。

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